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中学入試・国語(読解問題)で 2026年入試に出題されそうな本(=最近の刊行作品・受賞作品・出題実績のある作家) を、 おすすめ作品+出題可能性の高い傾向とともにご紹介します。読む目安として「物語文(小説・児童文学)」「説明文・論説(ノンフィクション・随筆)」の両方を少しずつ。時間をかけて読むと読解力アップにもつながります。
出題されやすい傾向
まず、過去の出題傾向から「こういう本が選ばれやすい」というポイントを整理しておきます。
- 最近刊行された本・受賞歴のある文学賞作品が採用されやすい。
- 物語文では人物の心情変化・成長・他者理解といったテーマが問われやすく、「登場人物の気持ち/行動の変化」「場面と筆者の狙い」などを読む力が必要。
- 説明文・論説文では、「自分とは何か」「多様性」「社会/価値観」のようなテーマが増えてきており、新書や児童文学に近いノンフィクションも出題対象になっている。
- 「出典(本)を読んでおく」ことで、問題文の設問で使われやすい語句・構成・テーマを先取りできる
したがって、「まだ読みやすく・かつ少し“考えさせられる”良書」を複数読んでおくのが有効です。
2026入試あたりに出題されそう/読んでおいてほしい本リスト
(あくまでも「出そうだ/読んでおく価値あり」の予想です)
以下、10冊前後ご紹介します。物語系と説明系を混ぜてます。
物語・小説系
- あの空の色が欲しい(蟹江 杏 著)
- 2025年度の中学入試で「出題可能性の高い本」として予想されていた作品。
- 最近刊・テーマ性があり、「出題されてもおかしくない」と言われています。
- 読んでおくことで、登場人物/場面構成/心情・変化という典型問題に備えられそう。
- わからない世界と向き合うために(中屋敷 均 著)
- 2025年度入試で「最も出題された図書12選」の中に入っている作品。
- 説明文・論説系ではありますが、「出題される可能性が高い本」のリストに入っており、読んでおく価値あり。
- 雫(寺地 はるな 著)
- 「友情を超えたキズナ」と題され、入試素材としての適性が高いとされている作品。
- 感情の動き・人間関係がテーマなので、物語文読解の練習にもってこい。
- 小学五年生(重松 清 著)
- 長らく中学受験国語で出題実績がある定番作品。
- 安定的に読んでおきたい「物語読解力養成」の一冊。
- つめたいよるに(江國 香織 著)
- 入試でも長年出題されてきた作品。
- 短編集形式ゆえ読みやすく、読解練習に適しています。
説明文・論説・随筆系
- 透明なルール(佐藤 いつ子 著)
- 「2025年最新版 中学受験頻出作品おすすめ10選」に挙げられている作品。
- 社会的テーマ・価値観の問題として国語読解に活かせそう。
- 君たちは今が世界(朝比奈あすか 著)
- 「中学入試国語の文章問題に頻出」として紹介されている作品。
- 若者・自分・他者というテーマが読み取られやすい内容。
- 目の見えない人は世界をどう見ているのか(伊藤 亜紗 著)
- ノンフィクション/哲学系で、「中学入試国語の文章問題に頻出」に挙げられています。
- 難しめですが、説明文・論説文の鍛錬として佳。
- ブルーラインから、はるか(林 けんじろう 著)
- 第25回ちゅうでん児童文学賞大賞作品。出題可能性が高いとされている本。
- 新しい受賞作を押さえるという意味でもおすすめ。
- きみの話を聞かせてくれよ(村上雅郁 著)
- 「中学入試でよく出る小説・作家の傾向」で紹介されている短編集・テーマ性のある作品。
- 短編集形式ゆえ、設問化しやすいという点も好まれています。
活用のヒント・読み方のポイント
- 上記のうち 少なくとも3〜5冊は受験直前までに読んでおくと良いです。
- 読む際には「登場人物の気持ち・場面の変化」「筆者が伝えたいこと」「言葉・表現の工夫(比喩・語句)」「説明文だったら主張と根拠」などに意識を向けましょう。
- 本を読んだ後に、簡単に自分なりの要約(2〜3文)を書いてみるのがおすすめです。読解力・記述力のトレーニングになります。
- 同じ著者・シリーズを複数読むと、似た語り口・構成に慣れてきて、入試問題文のスタイルも読みやすくなります。
- 出題頻度が高い旧作(定番)も併せて読んでおくことで「出題されたけど読んでなかった…」という不安を減らせます。
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