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中学受験で「直前にやってはいけないこと」TOP5
いよいよ11月末となり本番が近づいてきましたね。本番1〜2か月前~当日を含む直前期にやりがちだけど避けた方がいいことを今回のブログではまとめていきます。
1. 新しい問題集・教材に手を出す
直前期は「知識を増やす時期」ではなく、「できる問題を確実に取りにいく時期」。
新しい教材を始めると、
- 不慣れな形式で不安が増す
- やり切れず自己肯定感が下がる
- 本来やるべき“弱点の定着”が疎かになる
というリスクが大きいです。
直前期にやるべきこと
- 既に使っている参考書の復習
- 過去問で落とした問題の再解き
- 模試の間違い直しリスト(弱点ノート)を完了させる

2. 睡眠時間を削って勉強する
「最後だから頑張らせないと」と睡眠を減らす家庭が多いですが、これは逆効果。ましてや相手は成長著しい小学生です。子供のときの睡眠不足は脳の成長に悪影響を及ぼし脳の処理能力を一生低くしてしまいます。
さらに睡眠不足では計算ミス・読解力低下・集中力不足に直結し、点数が安定しません。
判断基準
- 小6は最低でも 7.5〜8時間以上
- 寝る前のスマホ・タブレットは避ける
- 直前期の「早寝早起き」習慣は入試本番の朝に効く

3. 親が焦って叱る/指示が増える
直前になるほど親の不安が子どもに伝わりがち。
「なんでここ間違えるの?」「本当に大丈夫なの?」という言葉は、そのまま本番でのメンタル低下につながる“毒”になります。
代わりにかける言葉
- 「今まで積み上げてきたから大丈夫だよ」
- 「あとここだけ押さえれば完璧」
- 「今日はこれだけやればOK」
“親が落ち着いていること”は、直前期最大のサポートになります。

4. 過去問を大量に詰め込みすぎる
「合格点に届かないから、とにかく量を…」と焦って過去問を連打するのは危険。
消耗して結果が伸びなくなります。
正しいやり方
- 過去5〜7年分を“計画的に”解く
- 2回目は「落とした問題だけ」
- 時間配分(ペース配分)の確認を最優先
重要:量より「分析と復習」の質を上げるほうが点が伸びます。

5. 普段と違うことをする(生活・食事・持ち物・勉強法)
直前期に“急に変える”行動は、ほとんどが不安の表れであり、失敗の原因になります。
例:
- 朝型に急に切り替える(ずれると寝不足に)
- 試験前だけ特別な食事にする(胃腸トラブルのリスク)
- 新しい文房具を大量に揃える(慣れないので使いにくい)
- 急な“追い込み”で生活リズムが乱れる
原則:「いつも通り」を徹底する。
本番はメンタル・体調の安定が全てです。とくに多くの家庭でやりがちなのが試験前だけ特別な食事にするです。元気が出るようにと張り切っていつもよりもすごく豪華な食事にしてしまったり、子供が大好きなものを出しすぎて食べすぎてしまう、またゲン担ぎで勝負に勝つ=カツでトンカツなどを出す家庭が多いのですが、油っこく消化が悪いため胃もたれなどを起こし寝つきが悪くなり明日の試験にマイナスに働くことをよく聞きます。食事こそ「いつも通り」を徹底しましょう。豪華にするのは試験がおわってから!またカキや刺身のように食あたりのリスクがあるものも避けてください。筆者の友人も前日にカキフライを食べてアタり当日大惨事になった人がいました…。

勝負にカツはずが調子を崩す…なんてことに
【まとめ】直前期は「伸ばす」より「整える」
直前期は、不思議なほど“やらないほうがいいこと”の方が多い時期です。
大切なのは以下の3つだけ:
- 睡眠・生活リズムを安定させる
- 弱点の最終チェックを完了させる
- 過去問の復習と時間感覚を固める
逆に言うと、直前に「新しいこと」「量の追い込み」「生活の急変更」さえ避ければ、失敗リスクは大きく減ります。
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