中学受験において子どもたちが直面しやすい代表的な弱点トップ3

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中学受験において「偏差値が50に届かない」子どもたちが直面しやすい代表的な弱点


はじめに:弱点に気づき、対策する価値

偏差値が50に届かない子どもには成績上の“穴”がいくつかありますが、それは得点力向上のチャンスでもあります。正しい学習方法と継続があれば、大きく伸びる可能性に満ちています。よくある弱点TOP3とその克服法を深掘りします。


弱点1:ケアレスミスが多く、同じミスを繰り返す

現状の問題点:

  • 計算や読み違い、漢字の書き間違いなど、ちょっとしたミスで点を落とす
  • ミスの原因を分析せず、同じパターンで間違い続ける

改善アプローチ:

  • ミスの原因を分類する(字が汚い・印が抜けている・読み違え・計算ミスなど)
  • 見直しチェックリストを導入:問題ごとに「単位を確認/途中式をチェック」などを習慣化
  • 「ケアレスミスのチェックリスト・単語帳」を作る:原因と対策を記録し、再発防止の意識を高める

弱点2:応用問題は解けても、基本問題が怪しい

現状の問題点:

  • 応用はなんとか解けるが、基礎問題(教科書レベル)につまずく
  • 基本が固まっていないまま応用へ進み、理解が中途半端になる
  • 応用問題もたまたま解けているだけかヒントに頼っている可能性があり本番で失点の可能性がある

改善アプローチ:

  • 基本問題を確実に解けるまで繰り返す:同じ参考書でOK
  • 類題演習でパターン化する:解法の型を崩さず、いつでも使えるように体に染み込ませる
  • 基礎内容を理解できていない原因に立ち戻る(例:解法を暗記ではなく構造として理解する)

弱点3:理科・社会が苦手で得点が安定しない

現状の問題点:

  • 理科・社会の暗記や理解が甘く、得点に波がある
  • 苦手科目に時間を使いすぎて、全体のバランスが乱れる
  • 早めに始まる国数に比べて演習時間が十分に足りていない

改善アプローチ:

  • 語句カード+図式化で記憶を強化:用語だけでなく、流れや構造を意識して整理する
  • 定期的な総合問題演習で“つながりを意識する訓練”をする:時事や因果関係まで含めて理解する習慣をつける
  • 幼いうちから博物館や化学館、歴史的建造物などに遊びに行く:いきなり勉強!勉強!とするからつまらなくなるのです。中学受験の理科と社会は実生活に結びついているものから非常に多く出題されます。例えば各地の特産品も一度そこに訪れて食べてみれば勉強で出てきたときに過ぎに記憶に結びついて定着します。縄文時代の遺跡などなかなか理解が進まない内容も登呂遺跡などに訪れてみることで簡単に覚えることが出来るでしょう。

よくある共通した学習のクセと改善ポイント

① 弱点補強の名のもとに“漫然とやり直している”

単元まるごとのやり直しは逆に非効率。問題に穴があるなら、そこだけを理由まで含めて絞って補強するのが正解です 。子どもはついつい得意なことばかりやりがち、社会の暗記は得意でも理科はあんまりという子は本来は理科に時間を割かなくてはいけません。その逆にならないように軌道修正してあげましょう。

② 問題が解けても、テスト本番で得点できない

テスト形式や緊張感の違いに対応できていないのが原因。普段の演習はより本番に近い状況で行いましょう 。普段の演習中も軽いヒントや前にやった箇所を見直しながら解けているだけの可能性があります。その問題以外情報が得られない環境で解かせてみましょう。

③ 学習法が「誰かの型」になっている

子どもによって合う方法は異なります。性格や癖に合った学習方法を見つけることが重要です。集団授業形式の塾ではどうしても個人に特化した勉強はしてあげられません。そのこに合った勉強方法を見つけてあげましょう。

④ “同じ失点”を繰り返しているのに改善しない

過去問や模試で繰り返し同じミスが出ているなら、方法を根本から変える必要があります。柔軟な見直しをすべきです 。シンプルにテストや模試の復習が足りていないことがほとんどです。


計画に組み込むべき習慣3選

習慣内容
振り返りの固定化演習後に必ず「できない理由→類題演習→定着確認」まで行う
間違い分析の可視化ミスの記録と対策をノート等でまとめて見直すこと
定期的な模試活用模試で自分の弱点を診断し、重点対策箇所を調整する

メンタル面と親の関わり方

  • 小さな成功体験を積み重ねる:「今日はここができるようになった」という実感を重ねる
  • 努力の過程を認める声がけ:「成長してるね、次はこれを伸ばしてみようか」と積極的なフィードバックを
  • 適切な生活リズム・休息を尊重する:詰め込みすぎず、心と体を整える時間も学びの一部です

おわりに:弱点は「成長の原動力」

偏差値50に届かない状態とは、裏を返せば“伸びしろが大きい”ということ。基礎の徹底、ケアレスミスの撲滅、苦手科目のバランス改善ができれば、短期間でも偏差値は確実に上がる可能性があります。

ここで挙げた弱点TOP3——ミスの多発/基本問題につまずく/理科社会の不安定さ——に対して、正しい方法と継続的な改善を積み重ねてください。

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