中学受験に役立つ体験学習スポット 社会:歴史
中学受験は他の受験と違い子どもが受験をします。ここに大きなポイントがあります。子供は好奇心旺盛なため様々なことに興味を持ちますが興味を持つという機会をいかに親が沢山与えてあげられたか否かは子供の学習力に大きな差を生み出します。このブログでは子供の知的好奇心を高められ、かつ子どもとの思い出を作ることができるスポットを紹介して参ります。
蓬莱橋

蓬莱橋(ほうらいばし)は、日本の静岡県島田市に位置する木造の歩道橋です。世界最長の木造歩道橋として知られ、ギネス世界記録にも登録されています。蓬莱橋は、全長897.4メートルで、大井川を渡るために架けられました。
歴史
蓬莱橋は1879年(明治12年)に完成しました。当時は大井川の川幅が広く、渡し船を利用するのが一般的でしたが、洪水や天候の影響を受けやすく、不便でした。そのため、地元の人々の要望により、この橋が架けられることとなりました。
江戸時代、水量の多い大井川は東海道の難所としてその名をとどろかせました。幕府によって大井川には橋を架けることが禁止されていた背景から明治時代になり念願の橋が完成したというわけです。
現在の大井川は上流に多くのダムが建設され水量が大幅に減ってしまいました。また現在リニアモーターカーの建設に伴いトンネル内から大井川の水が他へ流出することが懸念され、さらに水量が減ってしまう可能性があります。東海道の暴れ川としての面影は見られませんがその河岸の広さから当時のことが伺えるでしょう。大井川の上流のダムへは大井川鐡道に乗って探索でき日本唯一のアプト式や現存機関車の稼働などがみられこちらも子供の好奇心をくすぐるエリアとなっています。
構造
蓬莱橋は、木材を主材料として作られた橋で、その長さと木造の美しさが特徴です。橋桁は木製で、橋脚も木製の杭を使用しており、伝統的な建築技術が活かされています。また、歩道橋としては非常に長いため、歩いて渡ると風景を楽しむことができます。
観光名所としての魅力
蓬莱橋は、その歴史と構造から、多くの観光客を引きつけています。以下に、その魅力を挙げます。
- 絶景のロケーション:大井川を渡る際に見える風景は素晴らしく、特に晴れた日には富士山が遠くに見えることもあります。
- 歴史的な価値:1879年に完成したこの橋は、明治時代の建築技術や地域の歴史を感じることができます。
- 撮影スポット:その長さと美しい木造の構造は、写真愛好家にとって絶好の撮影スポットとなっています。
- 自然との調和:大井川の自然と調和した景観は、訪れる人々に癒しと安らぎを提供します。
アクセス
蓬莱橋は静岡県島田市にあり、JR東海道本線の島田駅から徒歩約20分でアクセスできます。また、橋の近くには駐車場もあるため、自動車でのアクセスも便利です。
イベントと活動
蓬莱橋周辺では、様々なイベントや活動が行われています。例えば、地元の祭りやウォーキングイベント、写真展などがあります。また、橋を渡ることで得られる「渡り証明書」も人気があります。
まとめ
蓬莱橋は、静岡県島田市の象徴的な存在であり、その歴史的価値と自然の美しさから、多くの観光客に愛されています。木造の歩道橋としての長さもさることながら、訪れる人々に豊かな体験を提供してくれる場所です。是非一度、蓬莱橋を訪れて、その魅力を体感してみてください。