中学受験のストレス、親子でどう乗り越える?
中学受験って、「親子二人三脚」なんて言われますよね。子どもが頑張るのはもちろんだけど、それをサポートする親も大変。
特に中学受験は長期戦だから、親子で疲れがたまることもあるはず。この記事では、そんなストレスをどうやって乗り越えたらいいか、親子それぞれの視点で考えてみます!
親子でズレてきた?中学受験のストレスあるある
反抗期と受験が重なる!?
中学受験を始める頃って、小学校4~6年生。ちょうど思春期の入り口に立つ時期です。
この時期、親としては「もう少ししっかりしてほしい」と思うのに、子どもは「なんで全部親に言われなきゃいけないの!?」と反抗しがち。
特に女の子は生育が早くちょうど受験と反抗期が重なってしまうこともしばしば…
一緒に勉強しようと思っても、「うるさい!」とか言われちゃうこと、ありませんか?
親としては心配で口を出してしまうけど、それがきっかけで親子関係がギクシャクすることも……。
やることいっぱい、疲れがたまる……
小学校4年生くらいだと勉強量も少なくて余裕がありますが、学年が上がるごとに勉強量が倍増!
塾の宿題やテスト対策、そして学校生活や習い事も続けていると、子どもも親もバタバタ。
送迎やお弁当作り、宿題の確認など、親もずっと子どもをサポートしていると、疲れがたまる一方です。
親のストレス、どう解消する?
完璧を目指さない
「スケジュール通りにこなさなきゃ」「宿題も予習も完璧に」なんて思っていませんか?
もちろん計画は大事。でも、予定通りにいかなくてもOKと考える余裕が必要です。
たとえば、少しスケジュールに余裕を持たせて、「1日くらいずれても問題ない」くらいの気持ちでいれば、ぐっと気が楽になりますよ。
息抜きの時間をつくる
子どものサポートに夢中になりすぎて、自分のことを後回しにしていませんか?
中学受験は長丁場だから、親も自分の時間を大切にしてください。
- カフェでゆっくりコーヒーを飲む
- 趣味の時間を持つ
- 友達と話す
こうした時間があるだけで、また子どものサポートに集中できますよ。
頼れるところは頼る
全部自分で背負わないで、周りに頼ることも大切です。
- 送り迎えをパートナーにお願いする
- 塾の先生や家庭教師に相談する
- 必要なら転塾も検討
「これ以上は無理かも」と思ったら、プロの力を借りたり、環境を変えたりするのも手ですよ。
小学生だから送り迎えをしてあげないと心配という家庭も多いと思います。でもすべてやりきるのは限界。中学に通うようになったらいやでも一人で行ってもらえないと困ります。明るいうちの行きだけは自分で行ってもらったり、土日はひとりで往復してもらったり少しでも楽をしましょう。
子どものストレス対策も忘れずに
自由な時間をつくる
「受験だから」と勉強だけに集中させていませんか?子どもだって、遊びたい!好きなことをしたい!
たまには「今日は自由!」の日をつくってあげましょう。
- 好きなゲームをやる
- 外で友達と思いっきり遊ぶ
- 公園で一緒に体を動かす
こういう時間があるだけで、また勉強を頑張ろうと思えるんです。
もちろんだらけすぎたり長く遊びすぎるのは厳禁ですがほどほどに羽をのばさせてあげてください。
頑張りを認める
テストの結果や成績ばかりに目が行きがちですが、「ここまで頑張っている」という姿勢もちゃんと見てあげてください。
たとえば、「この間の宿題、よく頑張ったね!」と声をかけるだけでも、子どもは嬉しいものです。
バランスの取れた生活をサポート
生活習慣が乱れると、子どもはすぐに体調を崩したり、やる気を失ったりします。
- 早寝早起きを習慣に
- 食事は栄養バランスを意識する
- 勉強の合間にちょっとしたストレッチや散歩をする
こうした工夫で、子どものコンディションを整えてあげましょう。
やっちゃいけないNG行動
他の子と比べる
「○○ちゃんはもっと成績がいいのに」「△△くんはこの間も頑張ってたよ」
こんな言葉、子どもにとってはかなりキツいんです。
中学受験は、それぞれが違うペースで進んでいくもの。他の子と比べず、子どもの頑張りを見守りましょう。
プレッシャーをかける
「絶対に合格しなきゃ」「こんな成績で本当に大丈夫?」
親が心配なのはわかりますが、こうした言葉は子どもにとってプレッシャーになります。
プレッシャーではなく、「いつも応援しているよ」と安心感を与えてくださいね。

感情任せにブちぎれると家族の中が崩壊しかねません
最後に
中学受験は親子で挑むものだからこそ、協力し合うことが大切。
お互いに少しずつ息抜きをしながら、長い道のりを乗り越えましょう。
受験が終わった後、きっと「一緒に頑張ってよかったね」と笑顔で話せる日がきますよ!