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小学生が中学受験で直面しやすい「子ども本人の悩み」
🎓 小学生が中学受験で抱えやすい悩み・本音リスト
- 勉強量やペースに追いつけなくて不安感を持つ
— 小4から始めても、小6になると宿題・演習が膨大になり負担感が急増します。いままでと同じように出来ないだけでも強い不安になります。 - ケアレスミスが多くて自分に腹が立つ
— 時間をかけたのに点数で反映されないと「もったいない」と感じます。 - クラス落ちや順位の変化に自己肯定感が崩れる
— 組分けテストでのクラス落ちが強いショックになり、一瞬で気持ちが折れそうになることも。とくに小学生のうちは順位に敏感で一瞬の勝ち負けに強くこだわる傾向があります。すこしの上下でプライドが傷つき、すべてを投げ出してしまうこともあります。 - 毎日机に向かうのがつまらない/飽きる
— 勉強そのものが面白くないと感じる時期があり、モチベーションが下がりがちです。特に中学受験は4年生から始めて6年生の終わりという長期にわたるマラソンです。小学生にとっては初めての経験でゴールが見えずモチベーションが保てないことがよくあります。 - 「志望校」「将来の目的」がぼんやりしている
— 小学生には長期目標が実感しにくく、何のためにやっているのかが見えなくなることがあります。特に親がやれというからいやいやいかされているという子供にありがちです。 - 遊ぶ時間が減ってストレスを感じる
— 友達と比べて自由時間が少ないと感じて、苛立ちや不満が募ります。学校終わりに友達に誘われても断って塾に行くしかない。友達は楽しそうに遊んでいる。他の受験と違って皆横一列の受験ではないためストレスを感じやすくなります。 - 勉強がつらくて心が疲れる/親とケンカしてしまう
— 親子で言い合うことで関係がぎくしゃくし、自分も疲れてしまうと感じる子が多いです。 - プレッシャーで「どうせできない」と思ってしまう
— 期待が大きすぎると「落ちたらどうしよう」という不安が強くなり行動できなくなります。 - 「勉強しているのに成績が上がらない」もどかしさ
— 一所懸命やっているのに成果に結びつかないと自己効力感が低下します。中学受験は長期戦なので必ず停滞期が来ます。 - 精神的に「もう無理…」と感じる瞬間がある
— 長期戦の中で、一時的に何もかも嫌になる気持ちも芽生えます。 - 遊びながら学びたいのに、塾中心の生活で我慢の日々
— 塾通いが楽しくても、自由な時間が減ることで無意識にストレスになることがあります。 - 周囲の子との比較で「自分は遅れている」と思う
— 成績順位や友人の成果を見ることで、やる気がそがれることがあります。
🌱 背景にある心理的要素・原理
- 自己決定感の欠如:中学受験にありがちな自分が選んだわけではないという「やらされ感」が主体性を奪う。
- 承認欲求の拡大:小さな成功が承認につながらないとモチベが落ちやすい。中学受験は席を取り合う競争試験、順位の上下でどうしても一喜一憂する小学生にはつらい関門になります。
- ペースの違いによる疲労蓄積:親と子の学習テンポがずれるとズレがストレスに。とくに兄弟がいて兄のときよりペースが遅いとなると親が焦り子どもに無理をさせてしまいます。
✅ 子どもへの対応のヒント(親が意識したいこと)
- 「小さな成功を可視化する」仕組みづくり
週・日単位の目標達成をチェックリストやシール化して喜びを蓄える。 - 叱責ではなく寄り添いを選択
ミスや低迷は責めず、「どうした?何が苦しい?」と対話する姿勢。 - プレッシャーをかけすぎず、選択肢を与える
「今日は算数が良かったから国語やってみる?」など、主体性を促す声かけ。 - 適度な息抜きの時間を意図的に設ける
4,5年生のうちは勉強から離れる「遊びの時間」も必要。机から離れてリフレッシュさせる。
📋 まとめ
中学受験の小学生が抱えやすい悩みは、「勉強の負担」「子ども本来のペースを失う感」「成果が目に見えにくい自己評価のしづらさ」など多岐に渡ります。ただ、これらの悩みは成長過程においてごく自然なもの。親が寄り添い、一緒に調整し、段階的に対策することで乗り越えられるものです。
必要であれば、悩みタイプ別の声かけ例や親子の対話シート、段階目標チェックリストなども作成できますので、いつでもお知らせくださいね。
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