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2026年度中学受験の傾向とサンデーショックが与える影響
いよいよ幕開けを迎える中学受験本番2月1日。あちこちで頑張れ中学受験生!のポスターを見かけるようになりました。2026年度の中学受験においては、サンデーショックという特殊な日程要因が受験生と保護者の志願動向に大きな影響を与えています。埼玉・千葉の前哨戦から東京・神奈川の本番校までの出願状況と、近年続く出願校の安全志向について整理します。
埼玉・千葉で、すでに熱を帯びる中学受験
千葉県内の中学入試が1月20日から本格化し、埼玉県でも1月上旬から前哨戦が始まるなど、首都圏の中学受験シーズンが佳境を迎えています。2026年度の受験において最も注目されているのが「サンデーショック」という日程上の特殊事情です。2月1日が日曜日にあたることで、キリスト教系の一部の学校が試験日を2日以降にずらす動きが生まれ、それに伴って志願者の流れが例年とは異なる様相を呈しています。この時期、受験生と保護者は出願状況や倍率の変化を注視しながら、最終的な受験スケジュールを調整している段階にあります。ここでは、2026年度中学受験の主要なトレンドと、各校の出願動向について事実を整理していきます。
サンデーショックと2026年度中学受験
2026年度の中学受験における最大のトピックは、2月1日が日曜日であるという日程上の特殊性です。これは「サンデーショック」と呼ばれ、過去にも数年に一度発生してきた現象ですが、今回も例外なく大きな影響を及ぼしています。
キリスト教系の学校、特にプロテスタント系の学校の中には、日曜日を安息日として重視する伝統があり、入試日程を2月1日から2日以降に移動させる学校が複数存在します。この動きにより、例年であれば2月1日に分散していた受験生の流れが変化し、特定の学校に志願者が集中したり、逆に分散したりする現象が起きています。
首都圏の中学受験において、2月1日は最も重要な「本番日」とされ、多くの受験生がこの日に第一志望校を受験します。しかし、サンデーショックによって一部の難関校が2日に移動することで、併願パターンや志願者の心理的な選択にも変化が生じています。この影響は、単に日程の変更にとどまらず、受験生と保護者の戦略全体に波及する性質のものです。
埼玉・千葉の安全志向の動き
首都圏中学受験の前哨戦として位置づけられる埼玉・千葉の入試において、2026年度は安全志向の継続が顕著に表れています。
埼玉県の栄東中学校や、千葉県の市川中学校、東邦大学付属東邦中学校といった人気校では、報道ベースの出願速報によれば受験者数が前年比で減少している傾向が見られます。これらの学校は、首都圏の受験生にとって「お試し受験」や「実力確認」の場として機能してきましたが、近年の安全志向の高まりにより、あえて難易度の高いチャレンジ校を受験せず、より確実に合格が見込める学校を選択する動きが強まっています。
この背景には、首都圏全体で御三家と呼ばれる最難関校を敬遠する傾向があるという指摘があります。社会情勢の不透明感や、進学実績だけでなく学校生活の質や校風を重視する保護者の価値観の変化が、こうした安全志向を後押ししているとの分析もあります。埼玉・千葉の前哨戦での受験者数の動きは、2月1日以降の東京・神奈川の本番校における志願動向を占う指標としても注目されています。
サンデーショックにより出願が増加する学校も
サンデーショックによって入試日を2月2日に移動させた学校の影響は、同じ偏差値帯の他校にも及んでいます。
プロテスタント系の女子校である女子学院中学校や、共学校の一部が2日に試験日を移したことで、例年であれば2月1日に競合していた学校との関係性が変化しています。同偏差値帯で本来併願が出来なかった吉祥女子中学校、桜蔭中学校、洗足学園中学校、鷗友学園女子中学校、東京農業大学第一高等学校中等部、早稲田実業学校中等部といった学校において、倍率が上昇する見込みがあるでしょう。共学校もありますがあくまで変動は女子校なので、女子枠を奪い合うことになり男子にはあまり大きな影響はないといえます。
これは、サンデーショックによって2月1日の選択肢が実質的に増えたことで、受験生が志望校の組み合わせを再検討した結果です。特に女子の受験生においては、難関女子校の受験日程が変わることで、併願パターンが大きく変わる可能性があります。こうした動きは、各校の合格最低点や倍率にも影響を与えるため、受験生と保護者は出願締切直前まで情報を注視することになるでしょう。
サンデーショックの煽りで受験者が減る学校
当然サンデーショックだからと言って女子受験生の数が増えるわけではありませんから、日程の歪みで志願者
女子学院は伝統的にプロテスタント系の学校であり、2月1日が日曜日である今年は試験日を2月2日に移動しています。出願速報によれば、女子学院の志願者数は前年と比較して増加しています。2日に移動したことで、1日に他の難関校を受験した後に女子学院を受験できるというサンデーショック時に毎度見られる現象です。
サンデーショックを逆手に取った出願戦略もおすすめ
一方で当然志願者が減る学校もあります。豊島岡女子学園中学校は例年通り2月2日に多くの受験生が御三家のすべり止めとして受験しておりますが、今年は女子学院と他の御三家が併願が可能になので、豊島岡の志願者は減少傾向です。また、共学校である明治大学付属明治中学校の出願数も、サンデーショックの影響を受けて減少が見込まれています。これらの学校は、いずれも偏差値帯や立地、校風において比較検討されることが多く、日程の変化が志願者の選択に直接的な影響を与える関係にあります。
女子の受験生にとって、難関校同士の併願可能性が広がったことは、受験戦略の幅を広げる一方で、どの学校を第一志望とするかの判断をより複雑にしている側面もあります。
今年も安全志向は相変わらず高め
1月に実施される埼玉・千葉の入試はでも、近年の安全志向の高まりにより、お試し受験における学校選択にも変化が見られます。かつては実力よりもやや上のレベルの学校に「チャレンジ」する受験生が多かったのに対し、最近ではお試し受験でも確実に合格できる学校を選ぶ傾向が強まっています。
埼玉・千葉に通学可能な家庭は1月中に受かりそうな学校を押さえ、東京・神奈川では志望順位の高い学校を狙うという戦略も広まってきそうです。
まとめ
2026年度の中学受験は、サンデーショックという特殊な日程要因が志願動向に大きな影響を与えている年と言えます。プロテスタント系の学校が2月2日に試験日を移動させたことで、例年とは異なる併願パターンが生まれ、特定の学校に志願者が集中したり分散したりする動きが見られます。
埼玉・千葉の前哨戦では安全志向の継続が確認され、難関校への挑戦よりも確実な合格を重視する傾向が強まっています。女子学院をはじめとする難関女子校の志願者数の変化や、豊島岡女子学園、桜蔭、吉祥女子といった学校との併願関係の変化も注目されています。
中堅校の位置づけも、安全志向の中で揺れ動いており、お試し受験の役割や受験生の心理的な動きが、2月の本番校選択に影響を与えています。受験生と保護者にとって、こうした動向を冷静に把握しながら、自分たちにとって最適な選択を見極めていく時期が続いています。
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