中学受験に役立つ体験学習スポット紹介:安芸の宮島
子供の好奇心を中学受験にフル活用!
子供は好奇心旺盛なため様々なことに興味を持ちます。興味を持つという機会をいかに親が沢山与えてあげられたか否かは子供の学習力に大きな差を生み出します。中学受験は他の受験と違い子どもが受験をします。まだまだ遊びたい盛りの子供たちにストレスを与えずに遊びながら学べる体験学習はこの上ない環境なのです。INSPIRE ACADEMYのブログでは子供の知的好奇心を高められ、かつ子どもとの思い出を作ることができるスポットを紹介して参ります。
中学受験に役立つ体験学習スポット:安芸の宮島
宮島(みやじま)は、広島県廿日市市に位置する島で、正式には「厳島(いつくしま)」と呼ばれています。日本三景の一つとして、天橋立や松島とともに知られており、その美しい景観と歴史的な遺産が多くの観光客を引きつけています。
宮島の特徴
宮島は、瀬戸内海に浮かぶ島で、その面積は約30平方キロメートルです。島全体が信仰の対象とされており、自然と文化が調和した神聖な場所です。特に有名なのは、海上に立つ朱色の大鳥居と、世界遺産にも登録されている厳島神社です。

厳島神社
厳島神社は、593年に創建されたとされ、日本の神社建築の中でも特に美しいと評価されています。平安時代の貴族・平清盛が現在のような壮大な社殿を造営したことでも有名です。神社は、海に浮かぶように建てられており、満潮時には、社殿や大鳥居が水面に映る光景がとても美しく、干潮時には歩いて大鳥居まで行くことができます。
宮島の観光スポット
- 大鳥居: 厳島神社の象徴であり、海上に立つその姿は「日本の風景」として広く知られています。大鳥居の高さは約16メートルあり、木造の構造で造られています。
- 弥山(みせん): 宮島の中央に位置する標高535メートルの山で、古くから修験道の修行場として利用されてきました。頂上からは瀬戸内海を一望でき、天気が良い日には四国まで見渡せることがあります。
- 五重塔: 1407年に建立された五重塔は、和様と唐様が融合した美しい建築物です。高さは約28メートルで、厳島神社の隣に位置しています。
- 紅葉谷公園(もみじだにこうえん): 秋には紅葉が見事に色づき、多くの観光客が訪れるスポットです。紅葉の時期には、真っ赤なもみじと厳島神社のコントラストが非常に美しいです。
宮島の文化と祭り
宮島では、伝統的な祭りや行事が年間を通して行われています。特に有名なのが、厳島神社の例大祭「管絃祭(かんげんさい)」で、船上から神楽が奉納される祭りです。また、宮島は古くからの鹿の生息地であり、鹿が神の使いとして大切にされています。
宮島へのアクセス
宮島へは、広島市内からJRやフェリーを利用して訪れることができます。広島駅から宮島口駅までは電車で約30分、そこからフェリーで約10分で宮島に到着します。フェリーから見える大鳥居の姿は、宮島への期待感を高めることでしょう。
宮島はその美しい自然景観と歴史的な文化財により、訪れる人々に深い感動を与える特別な場所です。四季折々の風景を楽しむことができ、一年中楽しめる観光地となっています。