中学受験直前期の12月に取り組むべきこと

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受験直前期の12月に取り組むべきこと

いよいよ受験本番が目前に迫る12月。この時期は総復習を徹底することが成功のカギとなります。今まで学んできた知識や解法を一度整理し、効率よく使える状態にしておくことで、本番の試験で焦らず冷静に対応できるようになります。また、総復習を通じて自分の実力を改めて確認することは、自信を持つためにも非常に重要です。

総復習の進め方

具体的な総復習を徹底についてですがまずは、自分が重点的に取り組んできた教材やノートを一通り見直しましょう。塾のテキスト、参考書、模試の復習ノート、過去問研究ノートなど、これまで努力を重ねてきたものに目を通すことが基本です。ただし、全てを細かく解き直す必要はありません。特に不安な箇所や曖昧な知識がある部分を中心に復習を行いましょう。

また、この段階で重要なのは「俯瞰する力」です。総復習を進めながら、各単元のつながりや試験全体の流れを意識することで、自分の知識を体系化できます。これにより、試験当日にどのように対応すべきかが見えてくるはずです。

自信を持てる問題演習を取り入れてあげる

12月は自信を育む時期でもあります。問題演習を行う際は、難易度を慎重に選ぶことが大切です。難しすぎる問題ばかりに取り組むと、思いがけず自信を失ってしまうことがあります。逆に簡単すぎる問題だけを解いていると、試験本番で少し難しい問題が出た際に対応しきれなくなる可能性があります。

理想的なのは、現在の自分が少し頑張れば解ける問題を選ぶことです。このような問題を解き続けることで、実力を確信に変え、試験当日に「これくらいなら解ける」と思える安心感を持つことができます。また、解けない問題に出会った際も、「ほかの問題で挽回できる」と気持ちを切り替えられるようになります。

クリスマスプレゼントに合格がほしい

最後の模試は結果だけに左右されないで

12月は多くの受験生にとって最後の模試が行われるシーズンです。この模試の結果を活用し、弱点を分析して対策を立てることが非常に重要です。結果を見て、どの単元や分野に課題があるのかを把握し、残された時間で何をすべきかを具体的に計画しましょう。

できなかったり偏差値が低く出たりしても怒らないでください。むしろ直前の模試でたくさんのニガテがあぶりだせてラッキーです。本番でミスやわからないままになる問題が出なかったと喜びましょう。今からニガテをつぶせば受験期まで覚えていますし好都合です。

志望校と併願校の決定を早めに

志望校と併願校の決定は、受験対策を効率的に進めるうえで欠かせません。基本的には11月までにこれらを決めておくことが理想ですが、まだ決まっていない場合は12月中に確定させましょう。志望校が定まれば、過去問演習に集中できるため、対策が一層効果的になります。また、志望校に合わせたスケジュールを立てることで、残りの時間を最大限に活用することができます。

併願校の選定も忘れずに行いましょう。併願校は第一志望校と異なる対策が必要になることもあるため、どのタイミングで勉強を始めるのかを具体的に計画しておくことが大切です。

スケジュールを無理なく立てる

勉強のスケジュールを立てる際には、過密すぎる計画を避けましょう。やるべきことを詰め込みすぎると、全体が中途半端になり、試験当日に自信を持てなくなってしまいます。現実的な範囲で計画を立て、必要であれば微調整を加える余裕を持つことが成功への近道です。

出願の準備は早めに

多くの中学校では1月中に出願が求められますが、出願準備は12月中に進めるのが理想的です。出願に必要な書類は多岐にわたり、願書、写真、内申書、調査書などがあります。これらを余裕を持って揃えるためにも、学校の先生や塾に相談しながら進めるようにしましょう。

願書作成では志望動機や自己紹介文が求められる場合があります。これらは12月のうちに下書きを作成し、指導者に添削をお願いしておくと安心です。また、学校ごとに必要書類が異なるため、募集要項を確認しながら漏れがないよう準備を進めてください。

保護者のサポートが鍵

12月は、保護者のサポートがますます重要になる時期です。子どもに具体的なエピソードを交えて励ましの言葉をかけることで、自信を持たせることができます。過去の成功体験を振り返りながら、「ここまでよく頑張ってきたね」といった声掛けを意識しましょう。

1月校で気を抜かないように

1月に試験を受ける場合でも、2月の第一志望校入試に向けて気を抜かないよう注意が必要です。1月校の合格が子どもに安心感を与える一方で、あくまで2月が本番であることを忘れさせないようフォローを続けましょう。すべり止め校ですらないお試し受験で納得できる家庭は少ないでしょうから気を引き締めてください。

まとめ

12月は受験直前の準備期間として、学力の確認と精神面の安定を図る重要な月です。総復習や問題演習、模試結果の分析を通じて実力を確固たるものにし、志望校や併願校の決定、出願準備を進めることで、万全の状態で試験本番に臨むことができます。親子ともに計画的かつ前向きな姿勢を持って、残りの期間を大切に過ごしましょう。

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