中学受験・首都圏中堅校に合格するための通算勉強時間と科目別の目安
首都圏中堅校(偏差値60前後)合格に必要な学習時間
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中学受験(4科目型)では、年々増える学習内容と塾の宿題をこなすため、かなりまとまった勉強時間が必要になります。各種目安によれば、小4~6年の間に毎日数時間ずつコツコツ積み重ね、総計で 3,000~4,000時間前後 は勉強することが目安です。「小6では平日4~5時間、休日8~10時間程度」勉強するのが理想的とされます。これをもとに計算すると、小4・5年で各年約700~1,200時間、6年で約2,000時間前後(合計3,500時間弱)になるイメージです。もちろん個人差はありますが、このくらいの通算学習量を目安に勉強することになります。
- 勉強時間の目安(学年別): 小4生は平日1~2時間・休日2~3時間、
小5生は平日2~3時間・休日4~5時間、
小6生は平日4~5時間・休日8~10時間程度
これに塾の授業時間や宿題の復習を加えると、累計で上記の通算時間に達します。 - 年間・総合計の例: 上記ペースで小4~6年を過ごせば、1年あたり約1,000~1,500時間(+塾時間)、3年間で約3,500~4,500時間と推計できます。ただし単純な時間だけでなく、「集中して効率的に学ぶ」ことも重視されます。
科目別の学習配分とポイント
4教科すべてで合計点を伸ばす必要があるため、科目間のバランスが重要です。一般的には 算数>国語>理科=社会 の順に重点を置くケースが多いです。算数は思考力が問われ配点も高いため、全体学習時間の半分近く(約50%)を算数に充てるのが理想的との指摘があります。国語も語彙・漢字・読解力など養うべき要素が多く、全体の約30%を割く例が示されています
理科・社会は暗記量が多いため基礎暗記に時間をかければ得点アップしやすく、全体の10~15%ずつを当てるイメージです。
- 算数: 配点が高く、受験生の実力差がつきやすい科目です。応用問題にも挑戦して思考力を鍛え、計算スピードも磨きます。特に難関校では文章題の読解力も必要になるため、夏期講習前までは算数学習に学習時間の大半を充てるのが効果的です。
- 国語: 語彙力・漢字力と読解力の両方をバランスよく鍛えることが重要です。物語文・論説文の読解演習や記述練習に取り組み、国語力全般を高めます。算数と同じく配点が高いことが多く、受験の合否に直結しやすい科目でもあります
- 理科: 基本原理・法則をしっかり理解すれば得点が伸びやすい科目です。小学生の理科は暗記要素と実験思考が混在するため、毎日の復習で基礎固めを徹底すると、後で急速に成績が伸びることがあります。継続して演習を重ね、実験や観察問題のパターンを身につけましょう。
- 社会: 暗記する内容が多い科目です
年号や地理、政治・経済の基本知識を夏までに押さえ、冬以降は資料集や時事問題演習で実戦力を養います。テキスト・用語集で反復暗記を行い、覚えたことを記述で説明する訓練も欠かせません。
学習バランスの整え方
4科目を同じレベルで伸ばすには、定期的な模試分析と計画的な時間配分が鍵です。模試結果から得意・不得意を把握し、弱点科目に追加時間を振り分けるなど調整します。たとえば算数が得意なら国語に多めの時間を、理科社会が伸び悩むならそちらに比重を置く、といった具合です。また、年間スケジュールでは「春~夏は理社重視、秋以降は算国に注力」というように、季節ごとに学習戦略を変えることも有効です。
最後に、過度な偏りに注意しながらバランスを取ることも大切です。算数重視は合格率を上げますが、他科目をまったくおろそかにしては総合偏差値が伸びません。国語力や理社の基礎も総合得点を支える大事な要素です。親子で定期的に勉強計画を見直し、適切な休息も取り入れながら、4科目すべてで得点源を確保する学習を心がけましょう
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