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立教新座中学校の受験情報総まとめ|1月入試の位置づけから合格対策まで徹底解説
はじめに|なぜ立教新座が注目されるのか
「MARCH付属校なら大学受験を気にせず伸び伸び過ごせる」そんな期待を胸に、立教新座中学校を志望校候補に考えているご家庭は多いのではないでしょうか。確かに偏差値は首都圏模試で71(男子)、四谷大塚合不合で59~71と高く、埼玉県内でもトップクラスの難関校です。
でも実際のところ、立教新座は単なる「エスカレーター校」ではありません。自由と自律を重んじる校風のもと、生徒一人ひとりが主体的に学び、考え、行動する力を育む教育が貫かれています。その結果、約80%が立教大学へ進学する一方で、約20%の生徒は医学部や海外大学など、立教大学にない学部を目指して他大学受験に挑んでいます。
元来は立教新座も進学校として位置し、外部受験を推奨する雰囲気がありましたが立教大よりも上の大学は数が限られることや推薦システムの影響で立教新座からも立教大学へ進学する人が増えています。
本記事では、立教新座中学校の受験を検討する保護者と受験生に向けて、学校の特徴から入試傾向、科目別対策、そして1月入試におけるこの学校の位置づけまで、現役塾講師の目線で詳しく解説します。
学校概要|キリスト教精神と男子中高一貫教育
立教新座中学校・高等学校は、埼玉県新座市北野1-2-25に位置する私立男子校です。東京の立教池袋とは別キャンパスで、1960年に高等学校が開校、2000年に中学校が開校し、現在の中高一貫体制となりました。
建学の精神は「キリスト教に基づく人間教育」。立教学院共通の教育テーマとして「真理を探究する力」と「共に生きる力」を育てることを掲げています。生徒数は中学校約640名(各学年6クラス)、高等学校約980名(各学年8クラス)で、教員は中学・高校の両方を担当するのが特徴です。
教育方針と学校の特徴|自由と自律の学び
「自主・自律」を育む教育理念
立教新座が最も大切にしているのが「自由と自律の精神」です。決められたルールや学びの中でただ過ごすのではなく、生徒自身が自主的に考え、自分に合った学びを選び取り、深めていく環境が整っています。
具体的には、中学校では基礎学力の定着とともに、探究的な学習や多様な選択授業を展開。高校では他大学進学クラスを設けるなど、生徒の進路希望に応じた柔軟なカリキュラムが用意されています。
充実した施設と多彩な行事・クラブ活動
広大なキャンパスには図書館、理科実験室、体育館、グラウンドが整備され、ICT環境も充実。文化祭(St.Paul’s Festival)や体育祭、修学旅行、夏のボランティアキャンプなど、多彩な学校行事が生徒の成長を後押しします。クラブ活動も盛んで、運動部・文化部ともに多くの生徒が熱心に取り組んでいます。
大学進学実績|約80%が立教大学へ、残り20%は他大学へ
立教大学への内部進学制度
立教新座の最大の魅力の一つが、立教大学への推薦制度です。高校3年間の学習成績が推薦基準を満たし、卒業研究論文を提出すれば、希望者の約99%が立教大学へ推薦で進学できます。2023年度データでは、卒業生の約75.6~80%が立教大学へ進学しています。
立教大学は11学部を擁する総合大学で、文、経済、経営、理、法、観光など多彩な学部があり、生徒は自分の希望に応じて学部を選択します。
難点は理系学部が理学部系しかなく少ないこと。工学部や医療系がないため理系の学生は一般受験を余儀なくされることが多くなります。
医療系のあるMARCH付属はありませんが工学部もないMARCH付属は立教だけなので理系を考えている人には立教新座への進学はデメリットとなるでしょう。
他大学への進学実績
一方で、毎年約20%の生徒は他大学受験を選択します。高校2年次から他大学進学クラスを設置し、医学部・歯学部・薬学部・工学部など、立教大学にない学部を目指す生徒を手厚くサポート。2025年度入試では東大1名、東京科学大4名など、国公立大学や早慶上理、海外大学への合格実績もあります。
1月入試における立教新座の位置づけ|お試し受験校としての人気
1月25日の第1回入試の特徴
立教新座中学校の第1回一般入試は1月25日(日)に実施されます。これは東京・神奈川の2月1日本番入試の直前という日程です。そのため、「1月のお試し受験校」「実力確認の場」「合格を得て自信をつける学校」として、首都圏の多くの受験生が出願します。1月中に受験できるMARCH付属は貴重であり非常に人気があります。
2026年度入試では、第1回の募集定員約100名に対して出願者数が1,410名(1月13日時点)、2025年度は志願者1,710名・受験者1,631名・倍率2.2倍でした。近年は出願数がやや減少傾向にあるものの、依然として高倍率を維持しています。
立教新座中の併願戦略
1月の埼玉入試は、2月の東京・神奈川入試の「前哨戦」として重要です。立教新座は偏差値的にも中堅上位~上位校に位置するため、開成・麻布・駒場東邦などの最難関校を第一志望とする受験生が実力試しに受験するケースや、青山学院・明大明治・明中八王子などMARCH付属校志望者が併願するケースが多く見られます。
また立教新座中は多摩地域からの通学が非常にしやすい立地であるため、東京多摩エリア、神奈川の相模原、川崎近辺からも通学することを前提に受験します。
1月に立教新座で合格を得ておけば、「MARCH付属に進学できる学校を確保した」という安心感が2月入試でのメンタル面を大きく支えます。ただし、合格最低点は300点満点中184点(2025年度第1回)と高く、決して「楽に受かる学校」ではありません。過去問演習と弱点補強が不可欠です。
アクセスと通学|スクールバスも利用可能
立教新座へのアクセスは以下の通りです。
- 東武東上線「志木駅」南口:徒歩約12~15分、または西武バス「立教前」下車(約7分)(通常時はスクールバス有)
- JR武蔵野線「新座駅」南口:徒歩約25分、またはスクールバス約10分(無料)
入試当日のスクールバスは新座駅からのみ運行(志木駅からは運行なし)。無料で所要時間約10分ですが、混雑が予想されるため、できるだけ志木駅から徒歩でのご来校が推奨されています。試験当日は余裕をもって出発しましょう。
各科目の入試傾向と対策
ここからは、国語・算数・理科・社会の4科目について、最新の入試傾向と直前期の学習ポイントを解説します。
国語|読解力と記述力が勝負
試験時間50分・配点100点。大問は例年2題で、論説文・説明文と小説・物語文が1題ずつ出題されます。文章量は多めで、記述問題も20~30字程度のものが頻出します。抜き出し問題や選択肢問題も多く、正確な読解力が求められます。
2024年度第1回の平均点は70.0点、2025年度は54.1点と年度によって難易度にばらつきがあります。記述問題では「なぜそう言えるのか」を論理的に説明する力が問われるため、普段から要約や記述の練習を積んでおくことが重要です。
直前期のポイント:
- 過去問で時間配分を確認(50分で2題を解き切る練習)
- 記述は部分点を狙う意識で、空欄を作らない
- 抜き出し問題は本文をていねいにたどり、根拠を明確に
算数|図形と速さが頻出、基本問題の確実な得点が鍵
試験時間50分・配点100点。大問は5題前後で、大問1は計算・一行問題の小問集合、大問2以降は応用問題です。平面図形・立体図形・速さ・割合と比が頻出分野で、特に図形問題は補助線を引く発想力や空間把握力が問われます。
平均点は年度により大きく変動し、2024年度第1回は48.2点、2025年度は58.4点でした。難問が含まれるため、基本レベルの大問1で確実に得点し、応用問題では解ける問題を見極めて時間配分することが合格のカギです。
直前期のポイント:
- 大問1の計算・一行問題は満点を目指す
- 図形問題は補助線のパターンを復習
- 「捨て問」を見極める判断力を養う(難問に時間を使いすぎない)
- 速さと比の融合問題に慣れておく
理科|実験・観察問題が中心、思考力重視
試験時間30分・配点50点。大問は4題前後で、生物・化学・物理・地学の全分野からバランスよく出題されます。最大の特徴は実験・観察に基づく問題が多いこと。会話文形式やレポート形式で問題が構成され、データやグラフから考察する力が問われます。
知識の丸暗記だけでは対応できず、「なぜそうなるのか」を理解していることが重要です。2024年度第1回の平均点は26.6点、2025年度は32.0点で、やや難易度が高めです。
直前期のポイント:
- 典型的な実験・観察パターンを復習
- グラフや表から情報を読み取る練習
- 4分野すべて基礎知識を確認し、穴をなくす
- 会話文形式の問題に慣れておく
社会|資料読み取りと時事問題が頻出
試験時間30分・配点50点。大問は3~4題で、地理・歴史・公民の各分野から出題されます。問題文や資料(地図・グラフ・写真など)のボリュームが多く、時間的にタイトです。時事問題も毎年複数出題されるため、日頃から新聞やニュースに触れておくことが大切です。
記述問題は1行程度のものが1問程度出題され、論理的な説明が求められます。2024年度第1回の平均点は28.1点、2025年度は29.9点でした。
直前期のポイント:
- 資料問題の読み取り練習(短時間で要点をつかむ)
- 時事問題は最近1年間の重要ニュースを整理
- 地理(日本地理・世界地理)、歴史(近現代史)、公民(憲法・国際社会)の重点分野を確認
- 記述は端的に要点をまとめる練習
受験生・保護者へのアドバイス
志望動機を明確に
立教新座は「自由と自律」を重んじる学校です。受験を決める前に、ぜひお子さんと一緒に学校見学やオープンキャンパスに参加し、校風が合うかどうかを確認しましょう。「なぜこの学校に行きたいのか」を明確にすることが、受験勉強のモチベーション維持につながります。
併願戦略を練る
1月入試は2月本番に向けた重要なステップです。立教新座を第一志望とする場合も、他校を本命とする場合も、過去問演習と弱点補強をしっかり行い、万全の体制で臨みましょう。複数回受験(第1回・第2回)を検討する際は、日程や体力面も考慮してください。
当日の注意点とメンタルケア
試験当日は時間に余裕を持って会場に到着できるよう計画しましょう。スクールバスは混雑するため、志木駅から徒歩が確実です。また、お子さんが緊張しすぎないよう、保護者の方は笑顔で送り出してあげてください。結果がどうであれ、お子さんの努力を認めてあげることが大切です。
まとめ|立教新座はこんな受験生に向いている
立教新座中学校は、自由な校風のもと自主的に学びたい男子生徒、そして将来の選択肢を広く持ちたい生徒にぴったりの学校です。約80%が立教大学へ進学できる安心感がありながら、他大学受験のサポートも充実しているため、中学・高校でじっくり自分の進路を考えることができます。
1月25日の第1回入試は、2月本番前の重要な試金石。しっかりと過去問対策を行い、各科目の傾向を把握したうえで臨めば、合格の可能性は大きく高まります。最後まで諦めず、家族で支え合いながら受験を乗り切ってください。

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