【中学受験 午後受験】2月1日のダブル受験に注意すべきこととは

中学受験の午後受験?2月の同日複数校受験の実態と知っておきたい構造的特徴


中学受験で午後受験を検討中の方へ。同日に複数校を受験する際の受験生の移動・疲労・保護者の待機問題など、中学受験午後受験特有の構造的特徴を整理しました。受験当日のイメージづくりにお役立てください。


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午前の第一志望校受験後に午後受験へ向かうケースの実態

首都圏の中学受験では、2月1日が多くの学校で入試解禁日となっています。この日の午前に第一志望校を受験し、同日午後に別の学校の試験を受けるという日程を組む受験生は珍しくありません。午後入試を実施する学校は年々増加傾向にあり、受験生にとって選択肢が広がっている状況があります。

午前中の試験が第一志望校である場合、受験生は強い緊張感の中で試験に臨むことになります。長期間の受験勉強の集大成として迎える本番は、お試し受験や模擬試験とは心理的な重みが大きく異なります。その緊張が一気に解放された直後に、次の学校へ向かうという流れは、午後受験特有の状況といえます。午前の手応えが良かった場合も、思うようにいかなかった場合も、その心理状態を引きずったまま午後の試験に臨むケースが典型的に見られます。


同日受験における移動の課題と交通事情

午後受験を組み込んだ日程では、学校間の移動時間が重要な要素となります。午前校と午後校が近隣にあるとは限らず、電車やバスを乗り継いで移動するケースも多く見られます。

首都圏の2月初旬は、通常の通勤ラッシュに加えて受験生の移動が重なる時間帯があります。電車の遅延や運休が発生した場合、乗り換えの難しさが増すことがあります。バス路線を利用する場合は、道路事情によって所要時間が読みにくいという特性があります。また、多くの学校では車での送迎を制限しており、学校周辺での乗降ができないケースが一般的です。午前校と午後校の移動時間はピークタイムを過ぎていることが救いかもしれません。

近年はタクシー配車アプリが普及しており、緊急時の移動手段として認知されています。ただし、受験シーズンの特定エリアでは配車が集中し、希望通りに手配できない状況も報告されています。交通機関の遅延情報はリアルタイムで確認できる環境が整っていますが、代替ルートが複数存在する場合、どの経路が最適かの判断は現場で行う必要があるでしょう。


午後受験における疲労蓄積の傾向と連戦日程の影響

午前の試験で高い緊張状態を経験した後、午後にも試験に臨むことは、身体的にも心理的にも相応の負担を伴います。試験中は集中力を維持し続ける必要があり、その消耗は大人が想像する以上に大きいとされています。

中学受験では、2月1日から3日、場合によっては4日以降まで連続して受験する日程を組むことが一般的です。毎日午前・午後と試験が続く場合、疲労が蓄積していく傾向が見られます。初日は緊張感で乗り切れても、2日目、3日目と進むにつれて集中力の維持が難しくなるという声は、経験者から多く聞かれます。

睡眠時間の確保や食事のタイミングといった生活リズムの面でも、連戦日程は通常とは異なる状況を生み出します。移動時間を挟みながら複数の試験をこなすという経験は、多くの受験生にとって初めてのものとなります。


保護者の待機場所が充実していない学校も

受験当日、保護者は試験終了まで学校内または周辺で待機することになります。学校によっては体育館や講堂が待機場所として開放されますが、2月の寒さが厳しい中、暖房設備が十分でない場合もあります。

新型コロナウイルス感染症の流行以降、待機場所を設けない学校や、収容人数を制限する学校が増えました。その傾向は現在も続いており、保護者が校外で過ごす時間が長くなるケースが見られます。学校周辺のカフェやファミリーレストランは受験日に混雑し、席の確保が難しい状況が生じやすくなっています。

劣悪な環境と疲労で保護者自身が体調を崩すケースも

この時期保護者自身が体調を崩すケースも散見します。寒さの中での長時間待機や、複数日にわたる緊張、睡眠不足などが重なることが背景にあるとされています。また、午後受験の場合は移動に付き添う必要があったり、合格発表の確認と次の準備が重なったりするため、保護者だけ先に帰宅することが難しい事情を抱える家庭も少なくありません。


学校側の受験会場運営と実務上の配慮

午後入試を実施する学校では、受験生への配慮として様々な運営上の工夫が見られます。集合時間を遅めに設定する、午前校からの移動を考慮した入場開始時刻を設ける、休憩スペースを用意するといった対応が典型例として挙げられます。入退場のルートを分けることで混雑を緩和している学校もあります。

多くの学校では、入試要項や学校ウェブサイトを通じて、当日の流れや注意事項を事前に案内しています。集合時間に遅れた場合の対応、交通機関の遅延時の措置、持ち物の規定など、重要な情報がこれらの案内に記載されています。

一方で、現場では予期せぬ状況が発生することもあります。会場の混雑、トイレの待ち時間、教室への誘導に時間がかかるといった実務上の問題は、規模の大きな学校や受験者数の多い日程で生じやすい傾向があります。


その他の留意点:天候・交通情報

2月初旬の首都圏では、降雪や積雪による交通への影響が発生する年があります。過去には、大雪の影響で鉄道ダイヤが大幅に乱れ、試験開始時刻を繰り下げた学校の事例も報告されています。

交通機関の遅延証明書は、各鉄道会社のウェブサイトで発行・確認できる体制が整っています。学校への連絡手段や、遅延時の対応方針については、各学校の入試要項に記載されていることが一般的です。当日朝の天候や交通情報は、テレビやインターネット、鉄道会社の公式アプリなど複数の情報源から確認しましょう。


まとめ

午後受験は、受験機会を確保する上で有効な選択肢である一方、いくつかの特徴を持っています。午前の第一志望校で高い緊張を経験した直後に臨むという心理的な側面、学校間の移動における交通事情や所要時間の不確実性、連戦日程による疲労の蓄積、そして保護者の待機場所や体調管理といった要素が複合的に絡み合っています。

学校側も運営面で様々な配慮を行っており、事前に公表される案内には重要な情報が含まれています。天候や交通といった外的要因による影響も、受験日程全体を通じて念頭に置かれる事象の一つです。午後受験の実態を構造的に理解しておくことは、受験当日のイメージを具体化する一助となるかもしれません。



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