いよいよ2月1日中学受験開幕、11年ぶりのサンデーショックと衆議院選挙の重複が生む異例の状況


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いよいよ2月1日中学受験開幕、11年ぶりのサンデーショックと衆議院選挙の重複が生む異例の状況

いよいよ明日、2月1日から東京と神奈川で中学受験が本格的に開始されます。これまで積み重ねてきた努力の成果を発揮する大切な日を前に、受験生の皆さんとご家族は緊張と期待の中にいらっしゃることでしょう。今年の中学受験は、11年ぶりとなる「サンデーショック」という特殊な条件に加えて、もう一つ例年にはない要素が重なっています。それが、2月8日投開票の衆議院解散総選挙です。受験の集中期間と選挙活動期間が完全に重なるという、極めて稀な状況が生まれています。

2026年2月1日、中学受験と選挙が重なる特別な日曜日

2026年の2月1日は日曜日です。首都圏の中学入試が解禁となるこの日が日曜日にあたる年は、「サンデーショック」と呼ばれる現象が起こります。これは、キリスト教系のミッションスクール、特にプロテスタント系の学校が、日曜日を「礼拝の日」「安息日」として重視し、入試日程を2月2日に移動させることで発生します。

今年は女子学院中学校、立教女学院中学校、東洋英和女学院中学部、横浜共立学園中学校といったミッション系の人気校が入試日を2日に変更しました。この日程変更により、例年であれば同日のため併願できなかった学校の組み合わせが可能になるなど、受験生の選択肢に大きな影響を与えています。

そして、このサンデーショックに重なるのが衆議院選挙です。1月23日に解散された衆議院は、1月27日に公示され、2月8日に投開票を迎えます。2月1日は選挙期間のちょうど中間にあたり、候補者たちにとっても貴重な週末の選挙運動日となります。

戦後最短16日間の超短期決戦が生む「選挙サンデー」

今回の衆議院選挙は、解散から投開票までわずか16日間という戦後最短の超短期決戦です。通常国会冒頭での解散は60年ぶり、2月の投開票は36年ぶりという異例づくしの選挙となりました。

この短期日程において、日曜日は候補者にとって最も有権者と接触できる貴重な機会です。平日は仕事で不在の有権者も、日曜日であれば街中に多く存在します。そのため、2月1日は街頭演説や選挙カーによる活動が最も活発になる「選挙サンデー」と位置づけられていました。

選挙活動は民主主義の根幹をなす重要な営みです。候補者たちは政策を訴え、有権者に判断材料を提供するため、限られた期間の中で全力を尽くします。特に16日間という短期間では、一日一日が勝敗を左右する重みを持っています。

人生をかけた二つの「戦い」の交錯

中学受験生にとって、2月1日は人生の大きな分岐点となる日です。何年もの準備期間を経て、この日のために積み上げてきた努力を試験という形で示します。保護者の方々にとっても、お子さんの成長と可能性を見守ってきた日々の集大成となる瞬間です。

一方、衆議院選挙の立候補者たちもまた、政治家としての命運をかけて選挙戦に臨んでいます。当選すれば国政の場で活動する機会を得られますが、落選すれば次のチャンスは不確定です。超短期決戦の中で、一人でも多くの有権者に政策を伝えようと必死に活動しています。

どちらも人生をかけた真剣な営みであることに変わりはありません。しかし、試験会場の近くで大音量のスピーカーによる演説や選挙カーの活動が行われれば、集中力を必要とする受験生にとっては深刻な問題となります。静かな環境で実力を発揮したいという受験生・保護者の願いと、有権者に政策を届けたいという候補者の使命が、同じ時間・同じ場所で交錯する事態が生じました。

東京私学協会による異例の要請

この状況を受けて、東京私立中学高等学校協会は異例の対応に踏み切りました。東京都選挙管理委員会を通じて、衆議院選挙の各候補者に対し、入試の時間帯に学校周辺で選挙活動を行う際には「特段の配慮」を求める文書を配布したのです。

具体的には、拡声器の使用や人だかりができるような行動について配慮を求めるとともに、「静穏保持の順守」を要請しました。東京都内では選挙期間中に181校もの私立中学校が入試を実施することから、広範囲にわたる影響が懸念されたためです。

この要請を受けて、複数の候補者が2月1日の街頭演説や選挙カーでの活動を自粛する動きを見せています。特に2月1日午前中の試験時間帯については、配慮する姿勢を示す陣営が増えています。ある候補者は「受験生の人生がかかっている」として、試験会場周辺での活動を控える判断をしたと報じられています。

神奈川県でも同様の配慮要請が行われており、首都圏全体で受験環境を守ろうという動きが広がっています。

2月1日だけでは終わらない受験期間

ただし、配慮が期待できるのは主に2月1日の午前中に限られるという現実があります。中学受験は2月1日だけで終わるものではありません。多くの学校が午後入試も実施しますし、2月2日から7日にかけても連日、さまざまな学校で試験が行われます。

一方、衆議院選挙の投開票日は2月8日です。つまり、中学受験の主戦場となる2月1日から7日の期間は、選挙期間と完全に重なっているのです。選挙活動は民主主義を支える重要な行為であり、「受験期間中だから選挙活動を一切するな」というのは現実的ではありません。

2月1日の午前中については配慮がなされるとしても、午後以降や2日以降については、通常の選挙活動が展開される可能性が高いと考えられます。受験生の数と有権者の数を比較すれば、社会全体として選挙活動を完全に停止することは困難です。

物音への対策が限られる中で

試験中の騒音対策として、受験生側ができることには限りがあります。イヤホンや耳栓の使用は、試験の公平性を保つため、ほとんどの学校で認められていません。一部の大学では特例として耳栓の使用を許可する動きも報じられていますが、中学入試においては基本的に使用できないと考えるべきでしょう。

つまり、外部からの音に対して物理的な遮断手段を持たないまま、受験生は試験に臨むことになります。選挙カーや街頭演説の音が聞こえてくる可能性は、ゼロではありません。「静かな環境で受験できる」という前提が、今年は必ずしも保証されない状況です。

これは受験生や保護者にとって不安要素となりますが、同時に全員が同じ条件下にあるという事実でもあります。学校側も試験監督者への指示や、騒音が発生した場合の対応マニュアルを準備しているところが多いと見られます。

まとめ

2026年の中学受験は、11年ぶりのサンデーショックに加えて、戦後最短16日間の衆議院選挙という二重の特殊要因が重なる、極めて異例の年となりました。2月1日という一日に、受験生の人生と候補者の政治生命という、二つの重要な営みが交錯しています。

東京私学協会による静穏保持の要請や、一部候補者による自粛の動きは、受験環境を守ろうとする社会的配慮の現れです。特に2月1日午前中については、ある程度の静かな環境が期待できる状況になりつつあります。

しかし、受験期間は一週間続き、選挙期間とほぼ完全に重なります。すべての時間帯で完全な静寂が保証されるわけではありません。これは受験生にとって不安な要素ではありますが、民主主義社会において選挙が持つ重要性を考えれば、両立を図っていくしかない現実でもあります。

明日から始まる中学受験。受験生の皆さんは、これまでの努力を信じて試験に臨まれることでしょう。そして同時に、この国の未来を決める選挙も進行していきます。二つの重要な営みが、互いを尊重しながら並行して進んでいく一週間が、いよいよ始まります。


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