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中学受験生が夏休みの終わりに確認したいこと

中学受験ブログ / 2026年8月27日

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中学受験ブログ 2026年8月27日

中学受験生が夏休みの終わりに確認したいこと

INSPIRE ACADEMY 2026.08.26

夏休み最後の時間
何をすべきか

いまの時間の使い方は9月以降を左右します。

夏期講習が終わりました。

「予定していた復習が半分も終わらなかった」「テキストがまだ手つかずで残っている」

焦るお気持ちはよく分かります。ただ、残り数日でその遅れを取り戻そうとすると、9月がもっと苦しくなります。

この時期にやるべきことは、詰め込みではありません

01 やり残しは数えない

まず止めていただきたいことがあります。終わらなかった教材を数えることです。

テキストを見返すと、手をつけていないページが必ず目につきます。「せっかく買ったのに」「やらないとまずい」という気持ちが湧いてきます。

ただ、その焦りはお子さまに伝わります。そして残り数日で全部やろうとすれば、どれも中途半端になります。

見るべきは、やらなかったものではありません。やったものが身についているかどうかです。

02 確認テストをやり直す

この時間で、最も効果があるのはこれです。

7月に受けたテストを、もう一度解かせてください。そのときは正解していた問題も含めてです。

1か月半前に解けた問題が、いま解けるかどうか。ここに夏の成果が出ます。

解けなければ、夏の学習が定着していません。厳しい結果ですが、9月に入る前に分かったほうがずっといい。秋の模試で知るより、数日早く手を打てます。

全教科やる必要はありません。算数だけでも構いません。むしろ1教科に絞って、丁寧に確認するほうが分かります。

03 起床時刻を戻す

学習面より、こちらのほうが優先度が高いかもしれません。

夏期講習の時間割に合わせて、就寝と起床が後ろにずれているご家庭が多くあります。この状態で9月を迎えると、学校が始まった瞬間に体力が持ちません。

9月は、1年のうちで最も気持ちの切り替えが必要な時期とされています。生活リズムが崩れたまま新学期に入ると、そこに学習の負荷が重なります。

残り数日で、起床時刻を学校がある日と同じに戻してください。就寝から直そうとするとうまくいきません。朝を固定すれば、夜は自然についてきます。

小学生の推奨睡眠時間は9時間から10時間とされています。睡眠を削って勉強させても、記憶の定着は落ちます。成長面でも悪影響です。

04 9月の時間割を作る

夏休み中は1日10時間近く取れていたかもしれません。9月からはどうでしょうか。

学校があり、塾があり、宿題がある。平日に自由に使える時間は、夏の3分の1程度になります。

ここを見積もらずに9月へ入ると、初週で計画が崩れます。そして「今週もできなかった」が積み重なっていきます。

決めておくこと

・平日に確保できる時間(希望ではなく実績で)

・土日の使い方(平日の不足を埋める唯一の場所)

・学校行事の日程(運動会などで1週間消えることがあります)

「9月は算数を頑張る」では実行できません。月曜の何時から何をやるかまで決めておいてください。

05 小6は過去問の準備を

6年生のご家庭に向けて、ひとつ。

多くの塾で、9月以降に過去問演習が始まります。始まってから準備を始めると、そこで数日を失います。

この時間で、次を済ませておいてください。

・志望校と併願校の過去問を購入する

・コピーの体制を整える(原寸大が理想です)

・解答用紙をどう保管するか決める

地味な作業ですが、これをやっておくかどうかで、秋の進み方が変わります。

06 夏休みの1日は休ませる

最後に、これを提案させてください。

残り数日のうち、1日は完全に休ませてください。勉強のことを言わない日を作るということです。

夏期講習は、小学生にとって相当な負荷です。その疲れを持ったまま9月に入ると、秋の途中で息切れします。

受験は1月まで続きます。ここで使い切ってはいけません。

1日休ませても、成績は落ちません。むしろ休ませなかったことで9月に崩れるほうが、失うものは大きくなります。

保護者の方へ

この時期、ご家庭の関わり方が9月以降を左右します。いくつかお伝えします。

やったことを言葉にする

中学受験を経験した講師に「保護者にしてほしかったこと」を聞くと、多くが同じことを言います。結果ではなく、過程を認めてほしかった。机に向かった時間、苦手な問題に向き合った姿勢。それを具体的な言葉にしてください。

他の子と比べない

この時期、周囲の話が耳に入りやすくなります。あの子は何時間やった、この子はどこまで進んだ。比較は、焦りしか生みません。見るべきは、7月のお子さまと今のお子さまの差です。

不安定さを織り込む

夏休みの終わりは、子どもの気持ちが揺れやすい時期です。些細なことで泣く、学校に行きたくないと言い出す。受験のせいとは限りません。いつもより注意深く様子を見ていただければと思います。

そして、保護者の方も休んでください。ご家庭の余裕が、そのままお子さまの余裕になります。

よくいただく質問

夏の課題が半分しか終わりませんでした

終わらなかった量より、終えた分が身についているかを確認してください。半分でも定着していれば十分な成果です。逆に全部終えていても、答えを写しただけなら意味がありません。残り数日で全部を追いかけないでください。

9月からの模試が不安です

夏の成果が模試に表れるまでには時間差があります。9月の結果が振るわなくても、それは夏がなかったという意味ではありません。判定より、設問別にどこを落としたかを見てください。

生活リズムが完全に崩れています

起床時刻だけを固定してください。就寝から直そうとすると、眠くない時間に布団に入ることになり、うまくいきません。朝を揃えれば、数日で夜も戻ります。学習より優先して構いません。

残り数日で何か1つだけやるなら

7月の確認テストの解き直しです。1教科でも構いません。夏の学習が定着しているかどうかが、これで分かります。分かれば、9月に何をすべきかも決まります。

9月からの計画を一緒に作ります

夏期講習のテストや答案をお持ちいただければ、体験授業の場でどこが定着していないかを分析し、9月から何を優先すべきかを具体的にお伝えします。1科目のみのご相談も歓迎します。

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本記事の内容は一般的な傾向にもとづくものであり、必要な対応はお子さまの状況により異なります。
〒155-0031 東京都世田谷区北沢3-1-2 みなとビル2階/03-6407-0548
2026年8月26日 公開

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