受験期間中、親御さんはどんなことに悩み、何を後悔したのか。今回は過去にINSPIRE ACADEMYを卒業されたお子様のお母様・Kさんに、受験期間中のことを振り返って話していただきました。「終わってから気づいた」親のNG行動と、合格する家庭の共通点をお伝えします。
——受験が終わった今、振り返ってみていかがですか?
Kさん: 終わってみると「あの時間、なんであんなに必死だったんだろう」って笑えるんですけど、当時は本当に余裕がなくて。子供より私の方が追い詰められていたと思います。
塾長: よく言ってくださいます。実は受験って、お子様よりお母様の方がメンタル的にきつい、というご家庭が多いんですよ。
——具体的にどんなことで追い詰められていましたか?
Kさん: 情報収集が止まらなくなるんです。ママ友から「〇〇ちゃんはもうここまで進んでるらしい」って聞くたびに不安になって、うちの子に「あの子はもうここまでやってるって」って言ってしまって。今思うと最悪ですよね(苦笑)。
塾長: いえ、本当によくあることです。ただ正直に言うと、比べられた子は傷ついていることが多いんです。「どうせ自分は」という気持ちが積み重なっていく。長年見てきましたが、他の子との比較でモチベーションが上がり続けた子はほとんどいません。
Kさん: そうなんですよね。途中からうちの子、そういう顔をするようになっていたんです。気づいてあげられなかった。
——他に「やってしまったな」と思うことはありますか?
Kさん: 模試の結果を見て叱ってしまったことです。一生懸命やっているのはわかっていたんですけど、点数を見た瞬間に「なんでこんな点数なの」って。
塾長: その言葉を聞いた子供の顔、どうでしたか?
Kさん: ……黙って下を向いていました。あの顔は今でも覚えています。
塾長: 模試の点数って、体調やその日の問題との相性で大きくぶれます。頑張っていても下がる時は下がる。そこで叱られると、子供は模試が怖くなっていくんです。「模試を嫌がる」ようになったら、それは黄色信号だと思ってください。
Kさん: もっと早く知りたかったです、それ。
——家での関わり方で、変えてよかったことはありましたか?
Kさん: 先生に「管理するのをやめてみてください」と言われたことがあって。それまで毎日「今日どこまでやった?」って確認していたんですけど、やめてみたら子供が自分でスケジュールを立てるようになったんです。最初は信じられなかったです。
塾長: 子供って、任せてもらえると思ったら動くんですよね。管理されているうちは「やらされている」感覚でしかない。試験会場では誰も助けてくれないので、自分で考える練習を家庭でしておくことはとても大切です。
——受験中、精神的に一番きつかったのはどんな時でしたか?
Kさん: 夫に「お前が不安そうにしてるから子供に伝わるんじゃないか」と言われたことがあって。最初はムッとしたんですけど、冷静に考えたら確かにそうで。子供って親のこと本当によく見ているんですよね。私がため息をつくたびに、子供の表情が曇っていたような気がします。
塾長: それは本当にそうで、特に上位校に合格するご家庭の親御さんの多くは「どんと構えている」ことが多い様に感じます。不安になるのは当然なんですが、その感情をお子様の前で出さないことが、実はすごく大事なことだったりします。
Kさん: 先生に話を聞いてもらえる場所があったのが救いでした。塾って勉強を教えてもらうところだと思っていたんですけど、親の話も聞いてもらえるとは思っていなかったので。
——最後に、これから受験を迎えるお母様へ一言お願いします。
Kさん: 子供より先に自分が折れないでほしいです(笑)。不安なのは全員同じなので、抱え込まずに先生に話してみてください。私は相談してから楽になりました。
塾長: ありがとうございます。当塾では保護者様のご相談もいつでも受け付けています。「どう関わればいいかわからない」という段階からで大丈夫です。一緒に考えましょう。
INSPIRE ACADEMYでは、お子様の学習指導と合わせて保護者様へのサポートも行っています。まずはお気軽にご相談ください。

