【2026年度中学入試】完全対策!時事問題予想:出題される現代ニュースは


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【2026年度中学入試】完全対策!時事問題予想と練習問題15選

2026年度入試で狙われる時事問題の傾向

中学入試の時事問題は年々重要度を増しており、2026年度入試では特に2025年に起きた重要な出来事が中心に出題されます。近年の傾向として、単純な暗記問題よりも、背景や原因を理解しているかを問う問題が増加しています。

2025年は「昭和100年」「戦後80年」「国連設立80年」など重要な節目の年でした。また、大阪・関西万博の開催、日本人のノーベル賞ダブル受賞、米価格高騰による「令和の米騒動」など、様々な分野で注目すべきニュースがありました。

これらの出来事は、日本史、世界史、地理、公民、理科など複数の教科にまたがって出題される可能性が高いため、しっかりと整理して覚えておく必要があります。

重要テーマ解説

周年・記念行事

2025年は様々な重要な周年が重なりました。昭和100年(1926年から100年)、戦後80年(1945年終戦から80年)、国連設立80年(1945年設立)、阪神・淡路大震災30年(1995年発生)などが該当します。これらの周年行事では、過去の出来事を振り返り、現在への影響を考える機会となりました。

国内政治・社会

2025年度の最低賃金は全国加重平均で1,121円となり、過去最大の引き上げとなりました。また、出生数の70万人割れにより少子化問題がより深刻になり、米価格高騰では政府が備蓄米を放出する異例の対応を取りました。

国際情勢

トランプ大統領が2025年1月に再び就任し、「米国第一主義」政策を推進。ウクライナ情勢では停戦交渉が注目され、食料・エネルギー供給への影響が世界的な課題となりました。

経済・産業

日本の名目GDPが世界5位に後退する見込みとなり、経済力の相対的な低下が話題となりました。円安と物価高騰が国民生活に大きな影響を与え、経済政策の重要性が再認識されました。

科学技術・環境

みちびき6号の打ち上げ成功により日本の衛星測位システムが強化され、ノーベル賞では日本人が2部門で受賞する快挙を達成。線状降水帯による豪雨災害では、気候変動への対応が課題となりました。

国際イベント・文化

大阪・関西万博が55年ぶりに大阪で開催され、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに世界各国が参加。2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪に向けた準備も進んでいます。

カテゴリー別練習問題

周年・記念行事(2問)

問題1

2025年は昭和元年(1926年)から数えて100年目にあたりますが昭和に起きていない出来事は次のうちどれ

① 朝鮮戦争の勃発
② 消費税制度の施行
③ 高度経済成長
④ オイルショック

正解:② 消費税制度の施行

解説:消費税制度の施行は平成元年に実施されました。昭和は非常に長く、また平成も30年あり小学生が混同するには十分な期間があります。②を正確に記憶することは難しいですが他の3つは昭和に起きたこととしてしっかり勉強出来ていれば②を選択することができます。

問題2

2025年1月17日で発生から30年を迎えた大震災は何ですか?

① 関東大震災
② 阪神・淡路大震災
③ 東日本大震災
④ 熊本地震

正解:② 阪神・淡路大震災

解説:1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災から30年を迎えました。この地震では6434人が犠牲となり、日本の防災対策に大きな影響を与えました。観測史上初めて震度7を記録した地震でもあります。

国内政治・社会(4問)

問題3

2025年度の最低賃金の全国加重平均はいくらに引き上げられましたか?

① 1,055円
② 1,090円
③ 1,121円
④ 1,150円

正解:③ 1,121円

解説:2025年度の最低賃金は全国加重平均で1,121円となり、過去最大の66円の引き上げとなりました。全都道府県で初めて1,000円を超え、最高額は東京都の1,226円、最低額は高知県、宮崎県、沖縄県の1,023円でした。

問題4

2024年の日本の出生数は初めて何万人を割り込みましたか?

① 60万人
② 70万人
③ 80万人
④ 90万人

正解:② 70万人

解説:2024年の出生数は68万6061人となり、初めて70万人を下回りました。合計特殊出生率も1.15で過去最低を更新し、少子化が予想以上のペースで進んでいることが判明しました。社会保障制度への影響が懸念されています。

問題5

2025年に米価格が高騰し、政府が対策として実施したことは何ですか?

① 輸入米の増加
② 備蓄米の放出
③ 米の価格統制
④ 補助金の支給

正解:② 備蓄米の放出

解説:2024年から続く米価格の高騰に対し、政府は2025年3月から備蓄米約15万トンを段階的に市場に放出しました。60キログラム当たり平均21,217円で落札され、「令和の米騒動」とも呼ばれました。しかし、その後も価格上昇は続いています。

問題6

2025年、国際連合は設立から何周年を迎えましたか?

① 70周年
② 75周年
③ 80周年
④ 85周年

正解:③ 80周年

解説:国連は1945年10月24日に設立され、2025年で80周年を迎えました。大阪・関西万博では35の国連諸機関・15の国連事務局の部局が一丸となって国連パビリオンを開館し、記念イベントが開催されました。

経済・産業(3問)

問題7

2026年、日本の名目GDPはどの国に抜かれて世界5位に転落する見込みですか?

① イギリス
② フランス
③ インド
④ ブラジル

正解:③ インド

解説:IMFの推計によると、2026年に日本はインドに抜かれて世界5位に転落する見込みです。円安の影響でドル建てGDPが目減りしていることが主な要因です。日本は2023年にドイツに抜かれて4位となっており、経済力の相対的低下が続いています。

問題8

2025年の日本経済を表すキーワードとして正しくないものはどれですか?

① 円安
② 物価高騰
③ デフレ
④ 少子高齢化

正解:③ デフレ

解説:2025年の日本経済はインフレ(物価上昇)傾向にあり、デフレではありません。円安の影響で輸入品の価格が上昇し、消費者物価上昇率は2025年度が2.7%と予想されています。国民生活に大きな影響を与えました。

問題9

2025年、日本のGDPが世界4位だった順位は、2023年にどの国に抜かれて4位になりましたか?

① アメリカ
② 中国
③ ドイツ
④ イギリス

正解:③ ドイツ

解説:日本は2023年にドイツに抜かれて世界4位となり、2026年にはインドにも抜かれて5位に転落する見込みです。かつて世界2位だった日本のGDPは、2010年に中国に抜かれて3位となった後、さらに順位を下げています。

科学技術・環境(3問)

問題10

2025年2月に打ち上げに成功した日本の準天頂衛星は何号機ですか?

① 4号機
② 5号機
③ 6号機
④ 7号機

正解:③ 6号機

解説:2025年2月2日17時30分、H3ロケット5号機によって準天頂衛星「みちびき6号機」が種子島宇宙センターから打ち上げられました。これにより、日本独自の高精度な測位サービス「みちびき」の7機体制構築に向けた重要な一歩となりました。

問題11

2025年のノーベル賞で、日本人が受賞したのは何賞と何賞ですか?

① 物理学賞と化学賞
② 化学賞と医学賞
③ 医学賞と平和賞
④ 物理学賞と文学賞

正解:② 化学賞と医学賞

解説:2025年のノーベル賞では、生理学・医学賞に坂口志文氏(大阪大学特任教授)が制御性T細胞の発見により、化学賞に北川進氏(京都大学特別教授)が選ばれ、同年に2人の日本人が受賞する快挙となりました。日本の科学研究力の高さを世界に示しました。

問題12

2025年、石川県などで発生し大きな被害をもたらした気象現象は何ですか?

① 台風
② 線状降水帯
③ 竜巻
④ 豪雪

正解:② 線状降水帯

解説:2025年8月、石川県加賀地方などで線状降水帯が発生し、記録的な大雨となりました。金沢では12時間で331.5ミリの降水量を記録し、観測史上1位を更新しました。各地で住宅や道路が冠水し、土砂災害も発生しました。

国際イベント・文化(3問)

問題13

2025年に開催された大阪・関西万博のテーマは何ですか?

① 人類の進歩と調和
② いのち輝く未来社会のデザイン
③ 自然との共生
④ 持続可能な開発

正解:② いのち輝く未来社会のデザイン

解説:大阪・関西万博は2025年4月13日から10月13日まで184日間、大阪市の夢洲で開催されました。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、1970年の大阪万博以来、55年ぶりの大阪開催となりました。

問題14

2026年の冬季オリンピックが開催される都市はどこですか?

① パリ
② 北京
③ ミラノ・コルティナ
④ バンクーバー

正解:③ ミラノ・コルティナ

解説:2026年2月6日から22日まで、イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで第25回冬季オリンピックが開催されます。8競技116種目が行われ、イタリアでの冬季五輪開催は2006年トリノ大会以来、20年ぶりです。

問題15

2025年、アメリカ大統領に就任し「米国第一主義」を掲げているのは誰ですか?

① バイデン
② トランプ
③ オバマ
④ ハリス

正解:② トランプ

解説:ドナルド・トランプ氏が2025年1月20日に第47代アメリカ大統領に就任しました。第45代(2017-2021年)に続く2度目の就任です。「米国第一主義」を掲げ、ウクライナ情勢や国際貿易政策など、世界情勢に大きな影響を与えています。

まとめ:時事問題対策の重要ポイント

1. 日頃からニュースに触れる習慣を身につける

時事問題は一夜漬けでは対応できません。毎日のニュースを見る習慣をつけ、特に政治、経済、国際情勢、科学技術、環境問題に関するニュースには敏感になりましょう。新聞の子ども向けページやニュース番組の解説コーナーも活用してください。

2. 因果関係と背景を理解する

単純に出来事を暗記するだけでなく、「なぜその出来事が起きたのか」「どのような影響があるのか」を考えることが重要です。例えば、米価格高騰の背景には天候不順や流通の問題があり、それが政府の備蓄米放出という政策につながったという流れを理解しましょう。

3. 複数の教科との関連性を意識する

時事問題は社会科だけでなく、理科や算数の知識も必要になることがあります。ノーベル賞受賞者の研究内容は理科と関連し、経済問題はグラフや統計の読み取りが必要になることもあります。総合的な視点で学習を進めてください。

継続的な学習で、時事問題を得点源にしましょう!

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