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【2025年度最新】都内偏差値40台後半の中学校完全ガイド|実力相応校から安全校まで徹底解説
偏差値40台後半は中学受験をどう戦い抜く?合格のための受験校戦略
実力相応校から安全校まで、受験生と保護者のための徹底解説
四谷大塚偏差値準拠
首都圏中学の併願
正しい併願戦略
この記事の対象者
偏差値40台後半(45.0〜49.9)の受験生とその保護者の皆様へ。
参照偏差値基準:四谷大塚 不合判定テストAライン80偏差値を主要な基準として採用しています。
偏差値40台後半の受験戦略
「偏差値40台後半」とは、偏差値45.0〜49.9の範囲を指します。この偏差値帯はボリュームゾーンと言われ中学受験において非常に多くの受験生が該当します。そのため併願戦略などで合否を分けやすく、正しい受験校選びが大切になります。
チャレンジ校
50.0〜54.9
合格率20〜30%程度を狙う挑戦校。1〜2校程度受験を推奨。
実力相応校
45.0〜49.9
合格率50〜80%を狙える本命校。3〜4校程度の受験が理想的。
安全校
40.0〜44.9
合格率90%以上を確保する安全校。2〜3校の受験を確保。
【地域別】偏差値45.0〜49.9の実力相応校一覧
23区内の中学校
■ 女子校(偏差値45〜49)
学校名
偏差値
所在地
最寄駅
入試方式
恵泉女学園中学校
49
世田谷区
経堂駅(徒歩8分)
一般入試、特待入試
品川女子学院
49
品川区
大井町駅(徒歩3分)
一般入試、適性検査型
田園調布学園中等部
49
世田谷区
田園調布駅(徒歩8分)
一般入試、算数1科
共立女子中学校
48
千代田区
神保町駅(徒歩3分)
一般入試(2/1、2/2)
十文字中学校
45〜48
豊島区
巣鴨駅(徒歩5分)
一般入試、午後入試
東京女学館中学校
47〜48
渋谷区
渋谷駅(徒歩12分)
一般入試、国際学級
昭和女子大学附属昭和中学校
47〜48
世田谷区
三軒茶屋駅(徒歩7分)
一般入試、AP入試
三輪田学園中学校
47
千代田区
水道橋駅(徒歩5分)
一般入試、午後入試
大妻中野中学校
46〜47
中野区
中野坂上駅(徒歩5分)
一般、アドバンスト
跡見学園中学校
46
文京区
茗荷谷駅(徒歩2分)
一般入試、特待入試
実践女子学園中学校
45
渋谷区
渋谷駅(徒歩10分)
一般入試、グローバル
■ 男子校・共学校(偏差値45〜49)
学校名
偏差値
区分
所在地
最寄駅
入試方式
日本大学豊山中学校
49〜51
男子校
文京区
護国寺駅(徒歩1分)
一般入試(複数回)
郁文館中学校
49
共学校
文京区
東大前駅(徒歩8分)
一般、iPクラス入試
順天中学校
48
共学校
北区
王子駅(徒歩5分)
一般入試(複数回)
佼成学園中学校
48〜49
男子校
杉並区
方南町駅(徒歩5分)
一般、特奨入試
東洋大学京北中学校
48
共学校
文京区
白山駅(徒歩6分)
一般入試(複数回)
目黒日本大学中学校
48
共学校
目黒区
目黒駅(徒歩5分)
一般入試、午後入試
足立学園中学校
48
男子校
足立区
北千住駅(徒歩1分)
一般、特奨入試
日本大学第一中学校
46
共学校
墨田区
両国駅(徒歩12分)
2科・4科選択
日本大学第二中学校
45
共学校
杉並区
荻窪駅(バス10分)
一般入試
駒込中学校
45
共学校
文京区
巣鴨駅(徒歩5分)
一般、特待入試
明治学院中学校
45
共学校
港区
白金台駅(徒歩7分)
一般入試
多摩地区の中学校
学校名
偏差値
区分
所在地
最寄駅
入試方式
桜美林中学校
47
共学校
町田市
淵野辺駅(徒歩18分)
一般、午後入試
多摩大学目黒中学校
46
共学校
目黒区
目黒駅(徒歩12分)
一般、特待入試
【チャレンジ校】偏差値50.0〜54.9の学校
実力相応校よりも少し上のレベルに挑戦したい場合、以下の学校が候補になります。合格率は20〜40%程度を想定し、1〜2校程度の受験が推奨されます。
成蹊中学校
偏差値 51〜52 共学校
所在地:武蔵野市 | 最寄駅:吉祥寺駅(徒歩15分)
特色:成蹊大学への内部進学が可能。理数教育に定評あり。
学習院中等科
偏差値 51 男子校
所在地:豊島区 | 最寄駅:目白駅(徒歩5分)
特色:伝統ある男子校。学習院大学への内部進学率が高い。
成城学園中学校
偏差値 51 共学校
所在地:世田谷区 | 最寄駅:成城学園前駅(徒歩4分)
特色:文武両道を重視。成城大学への内部進学が可能。
成城中学校
偏差値 54 男子校
所在地:新宿区 | 最寄駅:新宿御苑前駅(徒歩5分)
特色:伝統的な男子進学校。国公立大学への進学実績が高い。
【安全校】偏差値40.0〜44.9の学校
合格をより確実にするための安全校です。合格率90%以上を確保できる学校として、2〜3校の受験をお勧めします。
学校名
偏差値
区分
所在地
最寄駅
佼成学園中学校(一般)
44
男子校
杉並区
方南町駅(徒歩5分)
穎明館中学校
43
共学校
八王子市
高尾駅(バス8分)
日本工業大学駒場中学校
43
共学校
目黒区
駒場東大前駅(徒歩3分)
京華中学校
42〜43
男子校
文京区
白山駅(徒歩5分)
淑徳巣鴨中学校
42
共学校
豊島区
西巣鴨駅(徒歩5分)
桜丘中学校
41
共学校
北区
王子駅(徒歩7分)
東海大学付属高輪台中等部
40
共学校
港区
泉岳寺駅(徒歩8分)
偏差値40台後半の受験戦略
基本戦略:バランス型の併願パターンを組む
偏差値40台後半の受験生は、「チャレンジ校1〜2校 + 実力相応校3〜4校 + 安全校2〜3校」の構成が理想的です。全体で6〜8校程度の受験が目安となります。
- 2月1日:実力相応校またはチャレンジ校を受験
- 2月2日:実力相応校を受験(午前・午後)
- 2月3日:安全校を確保しつつ、実力相応校にも挑戦
- 2月4日以降:安全校での確実な合格を確保
併願パターン例
パターンA:女子・都内志望
2/1午前:恵泉女学園(実力相応)
2/1午後:三輪田学園(実力相応)
2/2午前:共立女子(実力相応)
2/2午後:十文字中学(実力相応)
2/3午前:跡見学園(安全校)
2/4午前:実践女子学園(安全校)
パターンB:男子・大学付属志望
2/1午前:日大豊山(実力相応)
2/1午後:郁文館(実力相応)
2/2午前:日大第一(実力相応)
2/2午後:東洋大学京北(実力相応)
2/3午前:佼成学園(安全校)
2/4午前:京華中学(安全校)
パターンC:共学・進学校志望
2/1午前:成蹊中学(チャレンジ)
2/1午後:順天中学(実力相応)
2/2午前:目黒日大(実力相応)
2/2午後:駒込中学(実力相応)
2/3午前:桜美林中学(実力相応)
2/4午前:淑徳巣鴨(安全校)
基礎力強化のための学習戦略
偏差値40台後半の受験生が陥りがちな落とし穴
- 難問に時間をかけすぎて、基礎問題でミスをする
- 苦手科目を放置して、得意科目だけに偏る
- 過去問演習を始めるのが遅すぎる(1月以降は手遅れ)
- 「全部できるようにしよう」と欲張りすぎる
科目別学習の優先順位
算数:基礎計算と典型問題の徹底
偏差値40台後半の受験生にとって、算数は「基礎計算力」と「典型問題の反復」が最重要です。
- 計算問題:毎日10分の計算ドリル(正答率95%以上を目標)
- 基本問題:各単元の例題レベルを完璧に(参考:四谷大塚「予習シリーズ」基本問題)
- 捨てる問題:図形の難問、特殊算の応用問題は後回し
- 過去問:10月から志望校の過去5年分を3周以上
国語:読解力より語彙力と記述力
偏差値40台後半では、「漢字・語彙」で確実に得点し、記述問題で部分点を稼ぐ戦略が有効です。
- 漢字:毎日10問(入試頻出漢字を優先)
- 語彙:慣用句・ことわざ・四字熟語を毎週20個
- 読解:問題文の「型」を覚える(理由説明、心情理解など)
- 記述:20〜40字程度の短文記述を集中練習
理科:暗記分野を得点源に
理科は「生物・地学」の暗記分野で確実に得点し、物理・化学の計算問題は基礎のみに絞ります。
- 生物:植物・動物の分類、人体の仕組みを暗記
- 地学:天体・気象・地層を図と一緒に覚える
- 物理:てこ・滑車・ばねの基本問題のみ
- 化学:水溶液・気体の性質を重点的に
社会:地理・歴史を優先
社会は「地理・歴史」を優先し、公民は基本事項のみに絞ります。
- 地理:都道府県・特産物・地形を地図で覚える
- 歴史:年表と重要事件を時代順に暗記
- 公民:憲法・三権分立・国際連合の基本のみ
- 時事問題:新聞やニュースで最新の話題をチェック
過去問の効果的な活用法
過去問演習のスケジュール
時期
取り組み内容
目標
9月〜10月
志望校の過去問1年分を解いて現状把握
合格最低点との差を確認
11月
志望校の過去3年分を1周(時間を測って本番形式で)
合格最低点の70%を目標
12月
志望校の過去5年分を2周(弱点分野を重点的に)
合格最低点の80%を目標
1月
志望校の過去5年分を3周(時間配分を最適化)
合格最低点+10点を目標
塾の使い方とコストパフォーマンス
大手塾のメリット・デメリット
メリット:
- カリキュラムが体系的で網羅的
- 模試やテストで実力を客観的に把握できる
- 競争環境でモチベーションを維持しやすい
デメリット:
- 進度が速すぎて基礎が定着しないことがある
- 偏差値上位校向けの難問が多い
- 費用が高額(年間100万円以上)
個別指導・家庭教師の活用法
偏差値40台後半の受験生には、「苦手科目のみ個別指導」という戦略が効果的です。
- 算数:つまずいている単元を集中的に指導
- 国語:記述問題の添削と指導
- 理科・社会:自習で対応可能(暗記が中心)
- 頻度:週1〜2回、1回60〜90分が目安
- コスト:月3〜5万円程度で済む
受験当日の注意点
当日の時間配分と心構え
- 試験開始前:トイレは必ず済ませておく(試験中は基本的に行けない。行くとその時点で試験終了)
- 算数:計算問題→一行問題→大問の順に解く(難問は飛ばす)
- 国語:漢字・語彙→記述問題→読解問題の順(時間配分厳守)
- 理科・社会:知識問題を先に解き、計算・記述問題は後回し
- 見直し時間:各科目で5〜10分は確保する
まとめ:偏差値40台後半からの合格への道
成功への5つのポイント
- 現実的な併願パターンを組む:チャレンジ校・実力相応校・安全校をバランスよく配置
- 基礎を徹底する:難問よりも基本問題の正答率を上げることを最優先
- 安全校は早期に過去問演習を始める:10月から志望校の過去問を3周以上
- 苦手科目は外部の力を借りる:個別指導や家庭教師を効果的に活用
- メンタル管理を怠らない:親子でストレスを溜め込まず、適度な息抜きも大切
偏差値40台後半は中学受験をどう戦い抜く?合格のための受験校戦略
実力相応校から安全校まで、受験生と保護者のための徹底解説
この記事の対象者
偏差値40台後半(45.0〜49.9)の受験生とその保護者の皆様へ。
参照偏差値基準:四谷大塚 不合判定テストAライン80偏差値を主要な基準として採用しています。
偏差値40台後半の受験戦略
「偏差値40台後半」とは、偏差値45.0〜49.9の範囲を指します。この偏差値帯はボリュームゾーンと言われ中学受験において非常に多くの受験生が該当します。そのため併願戦略などで合否を分けやすく、正しい受験校選びが大切になります。チャレンジ校
50.0〜54.9
合格率20〜30%程度を狙う挑戦校。1〜2校程度受験を推奨。
実力相応校
45.0〜49.9
合格率50〜80%を狙える本命校。3〜4校程度の受験が理想的。
安全校
40.0〜44.9
合格率90%以上を確保する安全校。2〜3校の受験を確保。
【地域別】偏差値45.0〜49.9の実力相応校一覧
23区内の中学校
■ 女子校(偏差値45〜49)
| 学校名 | 偏差値 | 所在地 | 最寄駅 | 入試方式 |
|---|---|---|---|---|
| 恵泉女学園中学校 | 49 | 世田谷区 | 経堂駅(徒歩8分) | 一般入試、特待入試 |
| 品川女子学院 | 49 | 品川区 | 大井町駅(徒歩3分) | 一般入試、適性検査型 |
| 田園調布学園中等部 | 49 | 世田谷区 | 田園調布駅(徒歩8分) | 一般入試、算数1科 |
| 共立女子中学校 | 48 | 千代田区 | 神保町駅(徒歩3分) | 一般入試(2/1、2/2) |
| 十文字中学校 | 45〜48 | 豊島区 | 巣鴨駅(徒歩5分) | 一般入試、午後入試 |
| 東京女学館中学校 | 47〜48 | 渋谷区 | 渋谷駅(徒歩12分) | 一般入試、国際学級 |
| 昭和女子大学附属昭和中学校 | 47〜48 | 世田谷区 | 三軒茶屋駅(徒歩7分) | 一般入試、AP入試 |
| 三輪田学園中学校 | 47 | 千代田区 | 水道橋駅(徒歩5分) | 一般入試、午後入試 |
| 大妻中野中学校 | 46〜47 | 中野区 | 中野坂上駅(徒歩5分) | 一般、アドバンスト |
| 跡見学園中学校 | 46 | 文京区 | 茗荷谷駅(徒歩2分) | 一般入試、特待入試 |
| 実践女子学園中学校 | 45 | 渋谷区 | 渋谷駅(徒歩10分) | 一般入試、グローバル |
■ 男子校・共学校(偏差値45〜49)
| 学校名 | 偏差値 | 区分 | 所在地 | 最寄駅 | 入試方式 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本大学豊山中学校 | 49〜51 | 男子校 | 文京区 | 護国寺駅(徒歩1分) | 一般入試(複数回) |
| 郁文館中学校 | 49 | 共学校 | 文京区 | 東大前駅(徒歩8分) | 一般、iPクラス入試 |
| 順天中学校 | 48 | 共学校 | 北区 | 王子駅(徒歩5分) | 一般入試(複数回) |
| 佼成学園中学校 | 48〜49 | 男子校 | 杉並区 | 方南町駅(徒歩5分) | 一般、特奨入試 |
| 東洋大学京北中学校 | 48 | 共学校 | 文京区 | 白山駅(徒歩6分) | 一般入試(複数回) |
| 目黒日本大学中学校 | 48 | 共学校 | 目黒区 | 目黒駅(徒歩5分) | 一般入試、午後入試 |
| 足立学園中学校 | 48 | 男子校 | 足立区 | 北千住駅(徒歩1分) | 一般、特奨入試 |
| 日本大学第一中学校 | 46 | 共学校 | 墨田区 | 両国駅(徒歩12分) | 2科・4科選択 |
| 日本大学第二中学校 | 45 | 共学校 | 杉並区 | 荻窪駅(バス10分) | 一般入試 |
| 駒込中学校 | 45 | 共学校 | 文京区 | 巣鴨駅(徒歩5分) | 一般、特待入試 |
| 明治学院中学校 | 45 | 共学校 | 港区 | 白金台駅(徒歩7分) | 一般入試 |
多摩地区の中学校
| 学校名 | 偏差値 | 区分 | 所在地 | 最寄駅 | 入試方式 |
|---|---|---|---|---|---|
| 桜美林中学校 | 47 | 共学校 | 町田市 | 淵野辺駅(徒歩18分) | 一般、午後入試 |
| 多摩大学目黒中学校 | 46 | 共学校 | 目黒区 | 目黒駅(徒歩12分) | 一般、特待入試 |
【チャレンジ校】偏差値50.0〜54.9の学校
実力相応校よりも少し上のレベルに挑戦したい場合、以下の学校が候補になります。合格率は20〜40%程度を想定し、1〜2校程度の受験が推奨されます。
成蹊中学校
偏差値 51〜52 共学校
所在地:武蔵野市 | 最寄駅:吉祥寺駅(徒歩15分)
特色:成蹊大学への内部進学が可能。理数教育に定評あり。
学習院中等科
偏差値 51 男子校
所在地:豊島区 | 最寄駅:目白駅(徒歩5分)
特色:伝統ある男子校。学習院大学への内部進学率が高い。
成城学園中学校
偏差値 51 共学校
所在地:世田谷区 | 最寄駅:成城学園前駅(徒歩4分)
特色:文武両道を重視。成城大学への内部進学が可能。
成城中学校
偏差値 54 男子校
所在地:新宿区 | 最寄駅:新宿御苑前駅(徒歩5分)
特色:伝統的な男子進学校。国公立大学への進学実績が高い。
【安全校】偏差値40.0〜44.9の学校
合格をより確実にするための安全校です。合格率90%以上を確保できる学校として、2〜3校の受験をお勧めします。
| 学校名 | 偏差値 | 区分 | 所在地 | 最寄駅 |
|---|---|---|---|---|
| 佼成学園中学校(一般) | 44 | 男子校 | 杉並区 | 方南町駅(徒歩5分) |
| 穎明館中学校 | 43 | 共学校 | 八王子市 | 高尾駅(バス8分) |
| 日本工業大学駒場中学校 | 43 | 共学校 | 目黒区 | 駒場東大前駅(徒歩3分) |
| 京華中学校 | 42〜43 | 男子校 | 文京区 | 白山駅(徒歩5分) |
| 淑徳巣鴨中学校 | 42 | 共学校 | 豊島区 | 西巣鴨駅(徒歩5分) |
| 桜丘中学校 | 41 | 共学校 | 北区 | 王子駅(徒歩7分) |
| 東海大学付属高輪台中等部 | 40 | 共学校 | 港区 | 泉岳寺駅(徒歩8分) |
偏差値40台後半の受験戦略
基本戦略:バランス型の併願パターンを組む
偏差値40台後半の受験生は、「チャレンジ校1〜2校 + 実力相応校3〜4校 + 安全校2〜3校」の構成が理想的です。全体で6〜8校程度の受験が目安となります。
- 2月1日:実力相応校またはチャレンジ校を受験
- 2月2日:実力相応校を受験(午前・午後)
- 2月3日:安全校を確保しつつ、実力相応校にも挑戦
- 2月4日以降:安全校での確実な合格を確保
併願パターン例
パターンA:女子・都内志望
2/1午前:恵泉女学園(実力相応)
2/1午後:三輪田学園(実力相応)
2/2午前:共立女子(実力相応)
2/2午後:十文字中学(実力相応)
2/3午前:跡見学園(安全校)
2/4午前:実践女子学園(安全校)
パターンB:男子・大学付属志望
2/1午前:日大豊山(実力相応)
2/1午後:郁文館(実力相応)
2/2午前:日大第一(実力相応)
2/2午後:東洋大学京北(実力相応)
2/3午前:佼成学園(安全校)
2/4午前:京華中学(安全校)
パターンC:共学・進学校志望
2/1午前:成蹊中学(チャレンジ)
2/1午後:順天中学(実力相応)
2/2午前:目黒日大(実力相応)
2/2午後:駒込中学(実力相応)
2/3午前:桜美林中学(実力相応)
2/4午前:淑徳巣鴨(安全校)
基礎力強化のための学習戦略
偏差値40台後半の受験生が陥りがちな落とし穴
- 難問に時間をかけすぎて、基礎問題でミスをする
- 苦手科目を放置して、得意科目だけに偏る
- 過去問演習を始めるのが遅すぎる(1月以降は手遅れ)
- 「全部できるようにしよう」と欲張りすぎる
科目別学習の優先順位
算数:基礎計算と典型問題の徹底
偏差値40台後半の受験生にとって、算数は「基礎計算力」と「典型問題の反復」が最重要です。
- 計算問題:毎日10分の計算ドリル(正答率95%以上を目標)
- 基本問題:各単元の例題レベルを完璧に(参考:四谷大塚「予習シリーズ」基本問題)
- 捨てる問題:図形の難問、特殊算の応用問題は後回し
- 過去問:10月から志望校の過去5年分を3周以上
国語:読解力より語彙力と記述力
偏差値40台後半では、「漢字・語彙」で確実に得点し、記述問題で部分点を稼ぐ戦略が有効です。
- 漢字:毎日10問(入試頻出漢字を優先)
- 語彙:慣用句・ことわざ・四字熟語を毎週20個
- 読解:問題文の「型」を覚える(理由説明、心情理解など)
- 記述:20〜40字程度の短文記述を集中練習
理科:暗記分野を得点源に
理科は「生物・地学」の暗記分野で確実に得点し、物理・化学の計算問題は基礎のみに絞ります。
- 生物:植物・動物の分類、人体の仕組みを暗記
- 地学:天体・気象・地層を図と一緒に覚える
- 物理:てこ・滑車・ばねの基本問題のみ
- 化学:水溶液・気体の性質を重点的に
社会:地理・歴史を優先
社会は「地理・歴史」を優先し、公民は基本事項のみに絞ります。
- 地理:都道府県・特産物・地形を地図で覚える
- 歴史:年表と重要事件を時代順に暗記
- 公民:憲法・三権分立・国際連合の基本のみ
- 時事問題:新聞やニュースで最新の話題をチェック
過去問の効果的な活用法
過去問演習のスケジュール
| 時期 | 取り組み内容 | 目標 |
|---|---|---|
| 9月〜10月 | 志望校の過去問1年分を解いて現状把握 | 合格最低点との差を確認 |
| 11月 | 志望校の過去3年分を1周(時間を測って本番形式で) | 合格最低点の70%を目標 |
| 12月 | 志望校の過去5年分を2周(弱点分野を重点的に) | 合格最低点の80%を目標 |
| 1月 | 志望校の過去5年分を3周(時間配分を最適化) | 合格最低点+10点を目標 |
塾の使い方とコストパフォーマンス
大手塾のメリット・デメリット
メリット:
- カリキュラムが体系的で網羅的
- 模試やテストで実力を客観的に把握できる
- 競争環境でモチベーションを維持しやすい
デメリット:
- 進度が速すぎて基礎が定着しないことがある
- 偏差値上位校向けの難問が多い
- 費用が高額(年間100万円以上)
個別指導・家庭教師の活用法
偏差値40台後半の受験生には、「苦手科目のみ個別指導」という戦略が効果的です。
- 算数:つまずいている単元を集中的に指導
- 国語:記述問題の添削と指導
- 理科・社会:自習で対応可能(暗記が中心)
- 頻度:週1〜2回、1回60〜90分が目安
- コスト:月3〜5万円程度で済む
受験当日の注意点
当日の時間配分と心構え
- 試験開始前:トイレは必ず済ませておく(試験中は基本的に行けない。行くとその時点で試験終了)
- 算数:計算問題→一行問題→大問の順に解く(難問は飛ばす)
- 国語:漢字・語彙→記述問題→読解問題の順(時間配分厳守)
- 理科・社会:知識問題を先に解き、計算・記述問題は後回し
- 見直し時間:各科目で5〜10分は確保する
まとめ:偏差値40台後半からの合格への道
成功への5つのポイント
- 現実的な併願パターンを組む:チャレンジ校・実力相応校・安全校をバランスよく配置
- 基礎を徹底する:難問よりも基本問題の正答率を上げることを最優先
- 安全校は早期に過去問演習を始める:10月から志望校の過去問を3周以上
- 苦手科目は外部の力を借りる:個別指導や家庭教師を効果的に活用
- メンタル管理を怠らない:親子でストレスを溜め込まず、適度な息抜きも大切

