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中学受験生こそ英語に手をつけるべき理由|大学受験で穴になりやすい構造

中学受験ブログ / 2026年8月13日

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中学受験ブログ 2026年8月13日

中学受験生こそ英語に手をつけるべき理由|大学受験で穴になりやすい構造

2026年8月7日/最終更新 2026年8月7日 INSPIRE ACADEMY

中学受験を控えたご家庭から、英語について相談を受けることがあります。「いまは4科目に集中させるべきでしょうか」「英語は中学に入ってからでいいのでは」といった内容です。

お気持ちはよく分かります。ただ、当塾の考えは少し違います。中学受験を目指せる学力があるお子さまであれば、この時期に英語へ手をつけておく価値は大きいと考えています。

理由は、中学受験を選んだお子さまに固有の事情にあります。

この記事で扱うこと

中学受験組が、大学受験で英語につまずきやすい理由

早期英語教育について、正直に伝えておきたいこと

中学受験の英語入試、3つのタイプ

当塾の英語指導について

中学受験組は、英語が穴になりやすい

あまり語られませんが、進路によって英語との付き合い方には差があります。

高校受験を経験するお子さまは、中学3年間で英語を主要科目として学び、高校入試で英語の試験を受けます。点数がつく試験として英語に向き合う経験を、15歳の段階で一度通過するわけです。

一方、中学受験組はどうでしょうか。多くの場合、中学受験に英語はありません。そして中高一貫校に進学すれば高校受験もありません。結果として、英語が必須となる試験を初めて受けるのが大学受験、ということが起こり得ます。

もちろん学校で英語の授業は受けますし、定期試験もあります。ただ、入試という形で英語の実力を問われる経験がないまま高3を迎えると、そこで初めて自分の位置を知ることになります。

大学受験において英語の配点は大きく、多くの大学で合否を左右します。中高一貫校に進んだ生徒が、数学や理科は仕上がっているのに英語だけが足を引っ張る。この形は、大学受験の指導現場でよく見られるものです。

だから、この時期に手をつける価値がある

中学受験の準備をしているお子さまは、学習の習慣がすでに身についています。文章を読み、考え、書くという作業に慣れている。この状態は、英語を学ぶうえで大きな有利さです。

英語入試を使うかどうかは、この際いったん脇に置いてください。仮に4科目で受験するとしても、この時期に積み上げた英語は消えません。中学入学後の授業で、そして6年後の大学受験で、確実に効いてきます。

中高一貫校の英語は進度が速く、入学直後から差がつきます。最初につまずくと、6年間それを引きずることも珍しくありません。逆に、読み書きの基礎ができた状態で入学できれば、その後の学習はずいぶん楽になります。

算数の特殊算は、中学以降ほとんど使いません。国語や理科・社会の知識も、形を変えて引き継がれるものです。それに対して英語だけは、いま学んだことがそのまま10年先まで続きます。投資として回収しやすい科目だと考えています。

ただし、早ければよいという話ではない

ここで、正直にお伝えしておきたいことがあります。

早期の英語教育については、いま多くの情報が出回っています。ただ、その多くで語られていないことが二つあります。

ひとつは、日本社会が、基本的に英語を使う必然性のない環境だということ。もうひとつは、英語が日本語とはまったく違う系統の言語だということです。

この二つを踏まえずに「早く始めればバイリンガルになる」と考えると、期待どおりにいかないことがあります。使う場面のない言語は定着しませんし、日本語と英語の距離は、たとえばヨーロッパの言語同士の距離とは比べものになりません。

では意味がないのかというと、そうではありません。重要なのは、何を目的に、どの段階で、何をするかです。

小学生の段階で目指すべきは、日常会話が流暢にできることではありません。文字を読み、意味を取り、自分で書けること。この土台があれば、その先はいくらでも伸ばせます。中学受験生にとって現実的で、かつ後々まで効くのは、この方向です。

中学受験の英語入試、3つのタイプ

英語入試を実際に使う選択もあります。首都圏の私立・国立中学のうち約140校、全体の4割ほどが何らかの形で英語を扱う入試を実施しています。

ただし「英語入試」の中身は大きく3つに分かれます。ここを混同すると、準備の方向を誤ります。

1. 英語資格利用型

英検などの取得級を出願要件としたり、加点したりする方式です。当日に英語の試験を課さない学校もあります。近年もっとも増えているタイプで、最難関校の参入も始まっています。

2. 英語筆記試験型

当日、英語の試験を受ける方式です。国語と英語、算数と英語、英語1科目のみなど、組み合わせは学校によってさまざまです。

3. 帰国生・国際生入試

海外在住経験が出願要件となる別枠の入試です。滞在年数や帰国後の経過年数に条件があり、試験内容も作文や面接、英語などで構成されることが多くなります。

当塾は、この3つすべてに対応しています。とりわけ3つ目の帰国生入試については、後述する事情から力を入れている領域です。

なお、水準は学校によって大きく異なります。難関校では英検準2級から2級以上を求めるケースが中心で、押さえ校では4級から5級程度で受験できる学校もあります。会話中心の学習だけでは対応が難しい場合が多い点は、あらかじめお伝えしておきます。

当塾の英語指導について

当塾の英語は、専任講師の平野典子が担当します。経歴をご紹介します。

平野 典子(ひらの のりこ)

幼少期および小学校高学年時に在米、現地校に通学

東京外国語大学卒

1989年から1995年まで約6年間の在米中、2人の娘を未就学期(0歳から6歳)に育てる

1999年から2010年まで、自宅にて私塾を開講(小学1年生から大学受験生までを指導)

2010年から現在まで、私塾と並行して大学受験専門塾の講師を務める

2008年より2人の娘はそれぞれ米国の高校・大学に留学し、現在は社会人として米国に在住

経歴に3つの立場が重なっている点をご覧ください。自らが帰国子女であり、アメリカで子育てをし、そして指導者として教えてきた。

自身の娘2人を実際にバイリンガルとして育て、いま米国社会で生活できる水準まで到達させているという事実があります。理論としてではなく、家庭で実践して結果を出した経験にもとづいて指導しています。

帰国生入試の対応に力を入れてchugaku-juken-eigo-kyoikuいるのは、この背景によるものです。海外での生活と学習の実際、帰国後に何が課題になるかを、当事者として理解しています。

こんなご相談をいただいています

実際に当塾をご利用いただいている方の状況を挙げます。

01 大手塾の学びを補完したい
通われている塾の学習を軸に置いたまま、苦手分野の克服と学力向上を図ります。教材を上乗せするのではなく、いまの学習を活かす形で組み立てます。

02 弱点を把握して克服したい
お子さまごとに弱点を分析し、個別の学習プランを組みます。同じ「英語が苦手」でも、原因は語彙なのか文法なのか読解なのかで対処が変わります。

03 受験のノウハウを身につけたい
過去問の分析、効果的な学習法、試験対策の進め方をお伝えします。実際の入試で得点する力を養います。

04 帰国生入試を検討している
出願要件の確認から、作文・面接・英語の対策まで対応します。帰国後にどこでつまずきやすいかを踏まえた指導を行います。

当塾はコマ単位の料金設定のため、「英語だけ」という受講も可能です。4科目は通われている塾で進め、英語だけを当塾で、という使い方をされているご家庭もあります。

よくいただく質問

中学受験の準備中に、英語まで手を広げて大丈夫でしょうか。

4科目の仕上がりによります。基礎が不十分な状態で英語を追加すると、どちらも中途半端になります。一方、学習が順調に進んでいるお子さまであれば、週1回でも英語に触れておく価値は十分にあります。まずは現状を確認したうえで判断されることをおすすめします。

英語入試を使わないなら、いま英語をやる意味はありますか。

あります。中高一貫校の英語は進度が速く、入学直後から差がつきます。また中学受験組は、英語が必須となる入試を大学受験で初めて経験することになりがちです。この時期の積み上げは、その両方で効いてきます。

英会話教室には通わせています。それで足りますか。

目的によります。入試で問われるのは読解・文法・記述が中心で、会話とは別の力が必要です。話せることと、書かれた英語を正確に読み取れることは異なります。読み書きの経験が少ない場合は、そこを補う必要があります。

早くから英語を始めると、日本語に悪影響はありませんか。

日本社会は英語を使う必然性の少ない環境であり、英語は日本語と系統の異なる言語です。この前提を踏まえずに進めると、期待した成果が出ないことがあります。小学生の段階では、日常会話の流暢さより、文字を読み意味を取る力を育てることを重視しています。

帰国生ですが、日本の入試に対応できるか不安です。

帰国生入試は学校ごとに要件も試験内容も異なります。まず出願資格を満たすかどうかの確認から始めます。当塾の英語専任講師は自身が帰国子女であり、米国で子育てをした経験も持っています。帰国後に何が課題になるかを踏まえたうえでお話しできます。

おわりに

中学受験を目指すお子さまにとって、英語は「余力があればやるもの」ではないと考えています。

この時期に学習の習慣があり、読んで考える力が育っている。その状態で英語に触れておくことは、6年後の大学受験まで見据えたときに大きな差になります。

英語入試を使うかどうかは、その先の話です。まずはお子さまの現在地を確認するところから始めてみてください。

英語のご相談も承っています

お子さまの英語の現在地を確認し、志望校の水準に届くか、4科目とどう配分するかを具体的にお伝えします。英語のみのご受講、帰国生入試のご相談にも対応します。対面・オンラインのどちらでも可能です。

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お電話:03-6407-0548(10:00〜22:00)

なお、講師の平野は、保護者様向けに英語教育についての少人数セミナーを不定期で開催しています。ご関心のある方はこちらの案内をご覧ください。

INSPIRE ACADEMY は、東京・世田谷にある個別指導型の中学受験専門塾です。日々の学習習慣づけから最難関校の受験対策まで、すべて個別指導で対応します。児童英語の専任講師が在籍し、英語資格利用型・英語筆記試験型・帰国生入試のいずれにも対応しています。母体は最難関大学受験・医学部受験の専門塾を運営しており、中学受験をその先まで見据えた通過点として捉えた指導を行っています。下北沢・代々木上原・東北沢・駒場・笹塚・三軒茶屋の各エリアから通塾いただけるほか、オンライン授業にも対応しています。

本記事は2026年8月時点で公表されている情報にもとづいて作成しています。実施校数・出願要件・英検の級の目安は年度により変わります。出願にあたっては必ず各校の募集要項をご確認ください。
〒155-0031 東京都世田谷区北沢3-1-2 みなとビル2階/03-6407-0548
2026年8月7日 公開/2026年8月7日 更新

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