小学4・5年生の保護者の方へ|大手塾の算数フォロー
「テスト直しが大切なのは分かる。でも、次の宿題だけで精いっぱい」「解き直しはできたのに、また同じところで間違える」。そんな悩みを抱えていませんか。
まず見直したいのは、直す問題の選び方と、終わりにする基準です。毎回すべての問題を同じように直そうとせず、お子さまに必要な復習を整理しましょう。
Q. 中学受験 日々のテスト直しは、どこまでやればいい?
A. 小4・小5の算数では、習った基本問題と、あと一歩で解けた問題を優先します。解説を確認した後、何も見ずに考え方を説明し、解けるか確かめましょう。
- 直す問題を選ぶ。
- 間違えた原因に合わせて復習する。
- 別の日に、自力で解けるか確認する。
塾から直しの提出や問題の指定がある場合は、その指示を確認してください。負担が大きいときは担当講師と量・期限を相談しましょう。
テスト直しが終わらないときは、問題を3つに分ける
答案の×を数えるより、今どの学習が必要かを見ていきましょう。正解した問題でも、勘で答えたものや説明できないものは見直しの対象です。
1. 習った基本事項を確認する問題
授業で扱った基本問題や、普段は解けていた計算を確認します。「ケアレスミスだった」で終わらせず、答案のどこでずれたかを探しましょう。
- 数字や条件を読み違えていないか。
- 計算の途中で間違えていないか。
- 答える単位や、求められたものを取り違えていないか。
2. 考え方は合っていたが、途中で止まった問題
図や式の途中まで進めた問題は、止まった箇所を確かめます。解説を最初から写す前に、「ここから何を求めたかった?」と尋ねてみてください。
考え方が整理できたら、解説を閉じて最初から解きます。答えを覚えたかではなく、手順を自分で選べるかが確認のポイントです。
3. 解説を読んでも理解が難しい問題
長時間考えても手が動かない問題は、質問する候補にします。難しいから不要と決めず、必要な基礎に戻るべきか、今取り組むべきかを講師に確認しましょう。
正答率が分かる場合は参考にできます。ただし、「何%以下なら直さなくてよい」と一律には決められません。学習済みの内容か、現在の目標に必要かも合わせて判断します。
算数のテスト直しは3ステップで進める
ステップ1:元の答案を残して、止まった場所を探す
間違えた式をすべて消してしまうと、原因が分からなくなります。元の答案は残し、別の紙や余白で解き直しましょう。
声かけは「どうしてできなかったの?」より、「ここまでは、どう考えた?」がおすすめです。説明が難しければ、途中式や図を指さすだけでも構いません。
ステップ2:原因に合った練習をする
同じ不正解でも、必要な対応は異なります。例えば、次のように練習を変えます。
- 読み違い:求めるものと条件に印をつけ、言葉で確認する。
- 計算の間違い:ずれた一行を見つけ、その計算を練習する。
- 考え方が分からない:授業の例題や基本事項まで戻り、図・式の意味を確かめる。
以下は、割合を学習済みのお子さまに使える説明用の例題です。特定の塾の教材から引用した問題ではありません。
例題:40人のクラスで、図書委員は全体の10%です。図書委員は何人ですか。
40×0.1=4なので、答えは4人です。
「10%は全体を10等分したうちの1つ分」と説明できるかも確認しましょう。40÷10=4という考え方でも構いません。
計算できなかったのか、「全体」が40人だと捉えられなかったのかで、戻る場所は変わります。
ステップ3:別の日に、解説を見ずに解く
解説の直後は、手順を覚えていて解けることがあります。翌日以降の無理のない時間に、もう一度確認しましょう。
- 何を求める問題か、自分の言葉で言える。
- なぜその図や式を使うか、説明できる。
- 答えまで自力で進められる。
ここまで確認できたら、その問題はいったん区切って構いません。後日、同じ考え方を使う類題でも確認すると、条件が変わっても考えられるかが分かります。
復習を生活に組み込む工夫は、小4・小5の家庭学習で解き直しを続ける考え方でも紹介しています。
小4は手順づくり、小5は戻る単元の見極めを意識する
小4:少ない問題で、直し方を覚える
小4では、まず「答案を見る→原因を確認する→もう一度解く」という流れに慣れていきましょう。最初から一人で問題の選別まで任せる必要はありません。
例えば基本問題を2問選び、「今日はこの2問の考え方を確認しよう」と決めます。問題数は一例です。お子さまの理解度や疲れ具合に合わせて調整してください。
小5:今の間違いと、前の単元をつなげる
小5では、今の問題を繰り返すだけでなく、前提となる内容が身についているか確認します。例えば速さの問題なら、単位換算や、距離・時間の関係を見直します。
全範囲を最初からやり直す前に、どこまで戻る必要があるか講師と相談しましょう。現在の授業の復習と、基礎の補修を両立するためです。
関連する悩みは、小学5年生で算数ができなくなるときの考え方も参考にしてください。
テスト直しノートは必要?
まずは短い記録で大丈夫
専用ノートをきれいに作ることは必須ではありません。問題の場所、つまずき、次の確認日が分かれば、手持ちのノートや用紙でも始められます。
記録例|書き方を示す架空の例です
問題:○月○日の算数テスト、大問2の(1)
つまずき:分を秒に直すところで間違えた。
次にすること:単位をそろえてから式を立てる。
確認日・結果:○月○日、解説を見ずに解けた。
問題文をすべて書き写すのが負担なら、テスト名と問題番号を記録します。原本をすぐ取り出せるよう、一緒に保管しましょう。
よくある質問:宿題との両立、親の教え方
Q. テスト直しと塾の宿題は、どちらを優先すべき?
A. 提出期限と、次の授業に必要な内容を確認して決めます。宿題の中に同じ単元があれば、関連する問題をまとめて復習する方法もあります。
両方をこなせない週は、塾の担当講師に調整を相談してください。「直しは全部週末」と固定せず、取り組める日に分けて進めましょう。
Q. 親が算数を教えられなくても大丈夫?
A. 保護者がすべてを解説する必要はありません。問題を選ぶ手伝い、分からない箇所の記録、質問する機会づくりも支援です。
塾と異なる解き方で混乱しそうなときや、親子で言い合いになりそうなときは、説明を講師に任せる方法を考えましょう。
Q. 直した問題をまた間違えたら、回数を増やすべき?
A. 回数を増やす前に、前回と同じ原因かを確認しましょう。式の意味が分からないままなら、反復だけでなく説明や基本例題への戻りが必要です。
世田谷・渋谷で、大手塾のテスト直しを相談したい方へ
家庭で直す問題を選べない、解説を読んでも親子で止まってしまう。そんなときは、大手塾の担当講師への質問に加え、個別指導による補習も選択肢です。
INSPIRE ACADEMYは、東北沢駅徒歩1分の個別指導型・中学受験専門塾です。小学4・5年生を含め、大手塾に通いながらの学習をサポートしています。
- 大手塾との併用:SAPIX・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚などの学習を補完します。
- 個別の学習プラン:理解度や弱点に合わせて、学ぶ内容を考えます。
- 家庭学習の支援:授業の補強だけでなく、自宅学習の管理にも対応しています。
指導内容はよくある質問、所在地や経路は教室案内・アクセスをご確認ください。
併用が必要か迷っている方には、個別指導を併用する判断基準と費用の考え方も役立ちます。
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学年、通っている塾、困っている科目が分かると、相談を進めやすくなります。答案など必要な資料は、お申し込み時にご確認ください。
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今日のテストから、もう一度考えてみたい問題を選ぶ。その小さな一歩から、無理なく続く復習を整えていきましょう。