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日能研のテストは主に2種類|育成テストと公開模試の違い

塾選び / 2026年9月11日

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塾選び 2026年9月11日

日能研のテストは主に2種類|育成テストと公開模試の違い

日能研のテストは主に2種類|育成テストと公開模試の違い

2026.09.01 INSPIRE ACADEMY

日能研のテストとは

日能研のテストは範囲のある「学習力育成テスト」と、範囲のない「全国公開模試」の2本柱です。クラス分けはこの2つの総合結果で決まり、4・5年生は約2か月に1回、6年生は毎月編成が行われます。

この記事では各テストの性格、クラス分けの仕組み、本部系と関東系の違いまで整理します。

日能研に通い始めて、まず混乱するのがテストの種類だと思います。

育成テスト、公開模試、実力判定。名前は聞くけれど、それぞれ何が違って、どれがクラス分けに関わるのかが分かりにくい。

性格が違うので、対策も復習のやり方も変わります。順に整理します。

2種類のテストがある

日能研のテストは、大きく2つに分かれます。

学習力育成テスト 全国公開模試
範囲 あり なし
測るもの 授業内容の定着 実力と全体での位置
頻度 隔週程度 月1回程度
受験者 塾生のみ 外部生も受験可
対策 できる 直前対策は困難
クラス分け 影響する 影響する

重要なのは最後の行です。クラス分けは、どちらか一方ではなく両方の結果で決まります。公開模試で1回良い結果を出しても、育成テストが安定していなければクラスは上がりません。

学習力育成テスト

以前は「カリキュラムテスト」と呼ばれていたものです。授業で扱った範囲から出題されます。

範囲が決まっているので、対策が立てられます。言い換えれば、やるべきことをやったかどうかが素直に出るテストです。

共通問題と応用問題
クラスによって解く範囲が異なります。共通問題は全員が対象、応用問題は上位クラスが対象という形が基本です。

評価の観点
単なる点数だけでなく、思考の過程や表現力も見る設計になっています。日能研が「学習力」という言葉を使っているのは、そのためです。

このテストで点が取れないなら、授業内容が定着していないということです。範囲が決まっているのに取れないのですから、原因ははっきりしています。

逆に育成テストで安定して取れているなら、日々の学習は機能しています。この場合、公開模試で崩れるのは初見問題への対応力の問題です。対策の方向がまったく違ってきます。

全国公開模試

範囲のない実力テストです。外部生も受験できるため、母集団が大きくなります。

初見の問題にどう対応するかが問われます。育成テストのように「先週やった内容」ではなく、これまで学んだすべてが対象です。

対策という意味では、直前に何かをするのは難しい。日頃の積み上げがそのまま出るテストです。

ただし、成績表の使い方で差がつきます。

・正答率50パーセント以上で不正解 最優先で直す

・正答率20から50パーセント 余裕があれば

・正答率20パーセント未満 後回しで構わない

全問を直そうとすると、次のテストが来てしまいます。多くの受験生が解けている問題を落としているかどうか。ここが差になります。

6年生になると増える

6年生の後半は、テストの種類が増えます。

合格判定テスト
秋以降に実施。志望校ごとの合格可能性が判定されます。出願校を決める材料になります。

志望校選定テスト
受験校を検討する段階で使われるテストです。

難関校対策向けのテスト
上位層向けに、難関校の出題傾向に沿った演習が組まれることがあります。校舎やクラスによって実施内容が異なります。

この時期はテストと過去問演習が重なり、復習が追いつかなくなりがちです。優先順位をつけないと、どれも中途半端になります。テストの直しより過去問を優先すべき場面も出てきます。

クラス分けの仕組み

保護者の関心が最も高い部分だと思います。

判定材料 学習力育成テストと全国公開模試の総合結果

4・5年生 およそ2か月に1回

6年生 毎月

1回の結果で決まるわけではありません。安定して取り続けることが求められます。

また日能研では、テスト後に成績順で席順が決まる教室があります。前列が上位、後列が下位という配置です。

この仕組みには賛否があります。競争心に火がつくお子さまもいれば、萎縮してしまうお子さまもいる。保護者としては、席順を結果の表れとして淡々と受け止め、次の行動に目を向けるほうが建設的です。

本部系と関東系

意外と知られていませんが、首都圏の日能研には2つの運営母体があります。

株式会社日能研(本部系)と、株式会社日能研関東(関東系)です。同じ日能研でも、校舎によって運営が違います。

本部系 関東系
クラス名 W・G・R A・M・TM
教室の雰囲気 仕切りのない開放的な形 カウンター形式で管理的
チャイム なし あり
指導スタイル 自主性を重んじる 相対的にハード
教材・模試 本部が開発し、全国共通

最後の行が重要です。教材とテストは共通です。違うのは運営方針と教室の雰囲気になります。

最難関校を目指すTMクラスは、関東系の大規模校舎に設置されています。自由が丘校や池袋校などが該当します。

本部系では、クラス分けを成績順ではなく「学び方の違い」と位置づける考え方を取っています。同じ日能研でも、思想がやや異なるということです。

通う校舎を選べる立地なら、見学して雰囲気を確かめることをおすすめします。管理されたほうが伸びるお子さまもいれば、自由な環境が合うお子さまもいます。

復習は3日以内に

テストの活用で、意外と差がつくのが時間です。

返却を待ってから直しを始めるご家庭が多いのですが、そのころには本人が問題を忘れています。なぜその答えを書いたのか、どこで迷ったのか。思い出せないと、直しの効果は半減します。

理想は受けた日のうち。難しければ3日以内に。

育成テスト 範囲があるので、間違えた単元に戻る

公開模試 正答率を見て、優先順位をつけてから直す

2つのテストで復習のやり方が違います。育成テストは定着の確認、公開模試は弱点の発見。目的が違うので、同じ扱い方をすると効果が出ません。

結果の読み方

2つのテストの結果を組み合わせると、お子さまの状態が見えてきます。

育成◯/公開◯
順調です。いまの学習を継続してください。

育成◯/公開✕
日々の学習は機能していますが、初見問題への対応力が課題です。既習単元の横断的な演習が必要になります。

育成✕/公開◯
地力はあるものの、直前の学習が回っていない可能性があります。週の学習リズムを見直してください。

育成✕/公開✕
授業内容が定着していません。範囲を絞って、確実に理解する形に切り替える必要があります。

この4象限で見ると、次に何をすべきかが変わります。偏差値の数字だけを追っていると、この違いが見えません。

よくある質問

クラス分けに影響するのはどのテスト?

学習力育成テストと全国公開模試の両方です。どちらか一方だけでは判定されません。公開模試で1回良い結果を出しても、育成テストが安定していなければクラスは上がりにくくなります。

育成テストの対策ってどうすればいい?

範囲が決まっているので、その週の授業内容を確実に復習することが対策になります。テキストの問題を自力で解けるかどうかが基準です。解説を読んで理解できるだけでは足りません。

公開模試の偏差値が下がったんだけど

外部生も受験するため、時期によって母集団が変わります。同じ点数でも偏差値が動くことがあります。判定より、正答率の高い問題を落としていないかを確認してください。

本部系と関東系、どっちがいいの?

教材とテストは共通なので、学習内容そのものに差はありません。違うのは教室の雰囲気と運営方針です。管理されたほうが伸びるお子さまなら関東系、自主性を重んじる環境が合うなら本部系という選び方になります。

TMクラスってどこにあるの?

関東系の大規模校舎に設置されています。最難関校を目指す選抜クラスです。設置校舎は限られるため、通える範囲にあるかを確認してください。

テストの直しが終わらない

全問を直す必要はありません。公開模試なら正答率50パーセント以上の問題に絞ってください。20パーセント未満の問題は多くの受験生が解けていないので、差がつきません。この仕分けを保護者が一緒にやってあげると、時間が半分近くになります。

日能研のテストは、2つの性格の違うものが組み合わさっています。

育成テストは定着の確認、公開模試は実力の測定。この違いを理解すると、結果の読み方も復習のやり方も変わってきます。

偏差値の数字だけを見るのではなく、2つのテストの結果を組み合わせて、いまどこに課題があるのかを判断してください。

テストの結果を一緒に見ます

育成テストと公開模試の結果をお持ちいただければ、体験授業の場で設問別に分析します。どちらのテストで崩れているかによって、対処の方向が変わります。

当塾は1科目・1コマからの受講が可能です。日能研の教材をそのまま使い、別の教材を追加することはありません。通われている塾を辞めていただく必要もありません。

入塾を前提としないご相談で構いません。対面・オンラインのどちらにも対応しています。

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お電話:03-6407-0548(10:00〜22:00)

INSPIRE ACADEMY は、東京・世田谷にある個別指導型の中学受験専門塾です。コマ単位の料金設定のため、1科目・1コマからの受講が可能で、大手塾との併用にも対応しています。母体は最難関大学受験・医学部受験の専門塾を運営しており、中学受験をその先まで見据えた通過点として捉えた指導を行っています。下北沢・代々木上原・東北沢・駒場・笹塚・三軒茶屋の各エリアから通塾いただけるほか、オンライン授業にも対応しています。

本記事は公表されている情報にもとづいて作成しています。テストの実施形式・クラス編成の基準・頻度は、地域・校舎・年度により異なる場合があります。正確な情報は各校舎に直接ご確認ください。
〒155-0031 東京都世田谷区北沢3-1-2 みなとビル2階/03-6407-0548
2026年9月1日 公開

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